文法的には正しいのに、英語が伝わらない? | 「使える英語」推進者☆BANG-CHANG☆

「使える英語」推進者☆BANG-CHANG☆

神奈川県の高校・家庭教師・学習塾で教鞭を執ってきた個人ブログです。

今日も訪問していただきまして、
ありがとうございます。

近隣の中学校では修学旅行になります。梅雨のシーズンの中、十分に体調に気をつけてください。こまめに水分補給を摂ってください。良い思い出になるためにも!その後のきり返しも大切です。すぐに期末テストが始まります。


気になった記事がありましたので、
貼っておきます。

TOEIC高得点者ほど注意! 「文法的には正しいのに、伝わらない英語」とは?


{B700C48A-EC2C-45AD-A3E5-57DDD5B92452:01}

“基礎英語力のある、TOEIC高得点者は、「伝わらない英語」を使いがち。”具体的な英文を紹介しつつ、この事実をお伝えしていく。


これが「正しいけど、伝わらない英語」!


 筆者はツイッターで、日本の英語学習者とやりとりをするようになって5年以上になる。つぶやきであるはずのツイッターでも、学術論文でしか使わないような単語を使っている人がいる。ツイートを見て、「すごく簡単なことなのに、なんでこんなに難しく言うのかな」と思う毎日だ。


 それも、基礎英語力のある、TOEIC高得点者のほうが構文も複雑だったりする。その結果、非常に不自然な英語になっている。


 下記はTOEICで満点を目指している人の英文だ。多分、「映画を見る予定だったが延期した。来週、家族と見るつもり」という日本語を直訳したのだろう。


悪い例
I had a plan to watch a movie, but put off the schedule. I’m going to watch it with my family next week.


 まず、映画を見るのにplanというのは仰々しい。また、a planとは具体的な計画であり、予定という意味では、通常plansと複数になる。さらに「スケジュール(予定)を延期した」というのも大げさだし、scheduleは、こうした形では使われず誤用である。



「映画を見る」という日常のカジュアルな行為なのだから、もっと簡単な単語だけで表現でするのが自然だ。


良い例
I was going to watch a movie today, but decided to watch it with my family next week.
(今日、映画を観るつもりだったが、来週、家族と観ることにした。)


 上記の例でもわかるように、日本語に忠実に言おうとすればするほど難解な文章となり、英語を間違える確率も上昇する。



 もう一つ例を挙げる。下記の英文を見てほしい。tryと現在形が使われている以外は文法的には間違っていないが、実に硬い。


悪い例
I try to put useful words and expressions I encountered into Excel that enable me to check them on any mobile device.
(どのモバイルデバイスでもチェックできるよう、遭遇した有益な単語や表現をエクセルに入力を試みる。)


日常会話で、encounterやenableなどの仰々しい単語や、下記のような複雑な構文を使って話をするネイティブスピーカーは、まずいない。


下記の良い例を見てほしい。やはり中学で習う単語だけで、十分、表現でき、こちらのほうが自然なのだ。


良い例
I’m going to put useful words and expressions I come across into Excel so I can look them up on any mobile device.
(どのモバイルデバイスでもチェックできるよう、目についた有益な単語や表現をエクセルに入力するつもり。)


大事なのは意思の疎通


「難しい単語を使うと知的に聞こえる、かっこいい」と誤解している人もいるようだが、まったく逆だ。日常会話で、こうした表現を使うと、TPOを理解していない、英語をマスターしていないことを露呈するだけである。  下記は、「日本人がよく使う難しい表現」と「ネイティブが使う表現」を対比させたものだ。頭に入れておいてほしい。


{3E5230BF-BDE2-47C2-B5E0-C267A742CFBF:01}

 ソーシャルメディアでネイティブスピーカーに触れたり、英米ドラマを見ている人ならわかるように、ネイティブスピーカーは、日ごろ非常に簡単な単語を使っている。日本の中学で学ぶ単語や構文ばかりだ。


 コミュニケーションの目的は意志の疎通であり、相手に理解してもらえるよう、難しい内容でも簡単な表現を使って説明できる力こそが評価されるのだから。


(ダイヤモンド・オンラインより)


英語入試、外部試験の時代? 「話す・書く」含め総合判定



 大学入試の英語にTOEFLなど外部試験を活用する大学が増えた。「読む・聞く」の能力だけでなく、「話す・書く」も加えて英語力を総合的に判定する。文部科学省の要請に沿うものだが、外部試験の評価基準はまだ固まっていない。法政大学では5つの試験を学部ごとに5つの評価パターンで来年度から導入に踏み切る。他大学の潮流をみても、まだ試行段階のところが多いようだ。(編集委員 平山一城)

                   ◇


 ■法政大、青学大も


 法政大で、一般入試に外部試験を導入するのは、全15学部のうちグローバル教養、人間環境、現代福祉、スポーツ健康、情報科学、生命科学の6学部。受験生はTOEFL(2方式)、IELTS、実用英語技能検定(英検)、TOEICのいずれかで基準を満たせば、入試英語が免除されるが、その判定基準は〈表〉のように細かく分かれた。


{9F057FE0-B5FF-43AE-A846-1415D571B6C3:01}


 もう一つ特徴は、上智大と英検が共同で作成したTEAPを見送ったこと。TEAPは、IELTSとともに「話す・書く」まで4つの能力を試せるとして今年度、上智大で全学部、立教大、関西大、立命館アジア太平洋大、中央大の一部入試で導入された。来年度は立教大が全学部に広げ、青山学院大も一部の一般入試などに活用することを発表している。


 法政大は見送った理由を「TEAPは歴史が浅く、ほかの試験との比較が難しい」(近藤清之入学センター長)と説明する。ただ、今年度の上智大のTEAP入試には約9千人もの受験者があったことから、来年度以降の導入には含みをもたせている。


 文部科学省は、「英語教育のあり方」を改めるため、有識者会議で検討を重ねた。その結果、昨年9月に発表された報告書で、大学入試での英語が、英文の理解や語法・文法の知識をみる出題に偏っていることから、外部試験を積極的に活用することを求められた。


 ■まだ少ない募集数


 2013(平成25)年度一般入試で外部試験を実施した大学は34校にとどまる。その背景に「外部試験を評価する基準がない」とする大学側の懸念が大きいことが指摘され、文科省は外部試験の各団体や大学関係者らによる協議会を設け、「外部試験の成績を大学入試センター試験や各大学の個別試験に換算する方法」など具体的な指針づくりを急いでいる。


 高校段階でも、大阪府が2017年度の府立高校入試からTOEFLや英検などの成績を英語の試験に換算できるようにすることを決めた。小学校から高校までの間に「英語を使って何ができるようになるかが重要」(同報告書)との要請があり、文科省として19年度までに、外国語指導助手(ALT)を全公立小学校に配置することになっている。


 こうした動きに対応し、外部試験の導入を急ぐ大学が増えそうだが、外部試験で募集する人数は法政大では学部ごとに2人から5人程度、他大学の場合もまだまだ人数が限られている。「あまり細かに評価基準を分けると、大学を掛け持ち受験する受験生が戸惑うことにもなる」(私大関係者)といった声も聞かれる。


(産経ニュースより)


☆こちらをクリックしてください!

    ↓


☆夏期講習のお知らせです!☆


☆18歳選挙権、成立 来夏の参院選から適用へ☆


☆リーダーズ新学会のブログ☆


☆リーダーズ新学会26期生メッセージ☆


☆リーダーズ新学会ホームページ☆



今日も一緒に前を向いて頑張りましょう!