トップニュース綜合「世界平和は『国際連合』が答えである」
5年目に至る迄 潘基文総長の先祖墓地参拝 日本人 横山義幸
2013年5月14日(火) ユン ウォンジン記者
「潘総長 世界平和・地球環境保全 時代的使命」
“国際連合”は最高の国際ブランド・・・世界結束せねばならぬ
世界平和と唱え潘基文国連事務総長の先祖の墓を訪ねて5年に至るまで参拝しておられる日本人の話題です。
横山義幸氏(75)は、日本最大の理美容協会であるSPC(Sunny Passion Chain)の創設理事長です。5年前から潘総長の先祖の墓がある陰城郡元南面ウィッヘン村を訪ね1年に2回ずつ参拝しておられる横山氏は、李彦九忠州希望フォーラム代表と偶然出逢い、現在は親しく交流している間柄です。最近、また潘総長の先祖の墓を訪ねた彼と会い、世界平和に向けた彼の考えをお聞きしました。
─日本人として潘総長の先祖の墓を訪ねる理由は
【横山】国連の旗の基に世界平和の意識を結集させることが最も大きな理由です。私は10数年前から「地球環境保全」を主張しています。70億の人類の希望は、地球そのものであるからです。世界平和の為には、(国連旗と太極旗を内ポケットから取り出す)このような意識を持った行動が必要なのです。国連の事務総長である潘基文氏には世界平和と地球環境保全という使命があります。その使命を尊重して、「国連は世界平和と地球環境保全の為に働かなくてはならない。それが国連の天命である」ということを、潘氏によって提言してもらいたくて、潘総長のご先祖の皆さんにご挨拶を申し上げるようになりました。韓国出身の総長が実現できることは、世界の栄光となります。
─横山氏にとって国連旗は特別なもののようですが
【横山】世界平和の為に、常に胸に秘めて歩いています。国連旗を世界の要所要所に掲揚することが何よりも重要なのです。数日前に韓国の朴大統領とアメリカのオバマ大統領が会談をしました。しかし、その場に国連旗が掲げられてはいませんでした。国家間で会合をする場所には必ず国連旗があるべきです。国連旗は国家同士が平和のもとに連合する象徴です。国を代表する元首である以上は、その事実を常に意識していなくてはなりません。私のような一般市民が毎日、国連旗を胸に秘め持ち歩いているのです。私は、日本の登山家である三浦雄一郎氏がエベレストに登頂するときにも、国連旗を頂上に立てて欲しいと頼んでいます。
─潘総長についてどのように考えていますか
【横山】日本の有名な政治家の一人に、小泉進次郎氏がいます。彼はまだ31歳ですが、非常に有能であり、将来を嘱望されている政治家です。今、私が彼に会ったとしたら、「あなたは総理になるよりも、潘基文総長のもとで勉強する方がいい」と助言します。若い時に潘総長のもとで勉強することで、価値観の均衡をはかることができるからです。私から総長殿に「必ず小泉を受け入れてください」と頼みますよ(笑いながら)。若者達が、私に、己の行く道を尋ねてきたなら、潘基文総長のもとへ行き勉強せよ、と答えます。世界平和の為には、自分の哲学を持って前進しなくてはならないのです。潘総長は温和な方であり、全世界を導いておられる優秀な指導者です。
─国連憲章の改定を主張しておられますが
【横山】国連憲章は1973年を最後に、40年もの間改定をされていません。今の国際状況に即して改定する必要が迫っています。今、何よりも重要なことは、地球環境保全です。その次に重要なのは生命の安寧であり、70億余人の人類の平和です。これを言明する文章が第一条に必ず含まれていなくてはなりません。潘総長はこのためにこそ、積極的に働きかけなくてはならないのです。
─北朝鮮による脅威や、日本の妄言が相次いでいますが
【横山】国際連合は、最高の「国際ブランド」です。そして、絶対的な力を持っています。平和の象徴旗(国連旗)を自国の国旗と共に掲揚し、平和構築のもとに生きると意識しなければならないのです。特に韓国は北朝鮮と緊張の中で対峙しています。私は5年前から主張してきました。国連旗を掲揚するだけでも今よりははるかに暮らしやすい世の中になります。個人の欲望も国家の欲望も元は同質です。間違った欲望のために我々のふるさとである地球は傷ついているのです。
横山義幸氏は日本の理美容業界の第一人者として知られています。彼が創設理事長であるSPC組織は、日本だけでも会員1200余名、店舗数約3500店舗、スタッフ数は15000名余になります。この団体は全世界を対象に、平和運動を広げています。横山義幸氏は現在、東京他近郊で60カ所の美容室を経営する経営者でありながら、哲学博士でもあります。