SPC JAPAN--UNITEDでは、サロンを運営していく上での

必要不可欠な力として、経営力、管理力、現場力の3点に

分類して考察を加えていますが、最も重要なのは

このコンクールに参加しているスタッフの皆さんの力、

すなわち現場力です。


現場のいわゆる叩き上げの人物が、誰よりも他者に対して

愛情を発揮するのです。


私達は、歴史の継続の中で生きているのですが、

その歴史を崩してしまわない為には、哲学を根拠として

進んでいくことが大事です。


SPCが掲げる「三象三しん哲学」を日常化する為には、

日々の生活に於いて、学習的(受動的)ではなく、

学究的(能動的)に生きることを前提としなくてはなりません。


能動的に生きるということは、行為行動を指すのみではなく、

人間そのものの在り方を「身」「心」「芯」の三つに分析し、

最も重要である人間の生命の発露と言えるところのレベルで、

ジオメトリック(幾何学的)曼陀羅構造を刻み込むことで、

それをコントロールし、自然界の摂理を「師」として

社会的に生きるということです。


つまり、私達は職業や組織に於いても、師弟関係を成し、

あるときは師として、あるときは教えを賜る者として、常に謙虚さを

持ちつつ、熱い血潮をたぎらせて生きるのです。


SPCが掲げるグランドデザインに基づいて、私達は、

「天命」「使命」「役割」を持って生きるのですが、それは、

我々業界人の夢と希望である社会的地位の向上に繋がり、

大学や大学院の開設、行政への参加の礎となるのです。


本年度のコンクールは、予選大会に於いて、一万人参加、

13統括本部同時開催という連帯を成し遂げました。

このことは、これに携わった各自の信念の強化となっているでしょう。


さらには、地道に行っている毎月のミッドナイトコンクールが隠れた主役

であることを、選手の皆さんは実感されていると思います。


毎日のサロンワークで、毎月のミッドナイトコンクールで、

繰り返して行く日々の積み重ねこそが、己の進化への最も確実で

早い道のりです。


己の進化が社会貢献なのです。