がしょー!がしょーっ!
て挨拶『賀正』はさすがに変か。
早速ですが、『今年の干支』と掛けて『腸』と解く、その心は『いの次に来る』、
てわけで今年も何卒よろしくお願いいたします!
干支にちなんで年賀状にミッキーの絵を描こうとしたら、さながらH2O分子になりました。
ネズミの絵ってムズいんで、今年練習して来年の年賀状に描きます!
…遅い?
ぼんやり物語考えました。ご覧くださいどうぞ!
A:「こんにちは。『文芸夏冬』の方だよね?まま、どうぞ腰をおかけになって」
B:「ありがとうございます。では早速インタビューを開始しますね。ずばり核心に触れますが、七詰(なつめ)さん、あなたはあの明治の大作『我輩は猫である』が実は盗作である、とこうおっしゃるわけですね?」
A:「その通り。なにせ証拠ならいくらでもあるのだからね」
B:「な、なんと…!ではその証拠、とは?」
A:「何を隠そうあれにストーリー瓜二つの作品が、私の手元にあるのだよ!文芸夏冬さん、『夏目漱石』という名がペンネームであるのはご存知ですかな?」
B:「はい、たしか本名は…」
A:「いや彼の本名はどうでもいいのだ。それより彼のペンネームって、僕の名前と何かつながりがある気がしないかい?」
B:「あ…確かに、苗字の読みがともに『なつめ』ですもんね!」
A:「それだけじゃない、僕は下の名を『瀬右』と綴るのだよ」
B:「なるほど七詰さん、あなたは夏目漱石を尊敬するが故に名を拝借しているわけですか!」
A:「違う違う!逆に決まってるだろう!彼が私の名をありがたく頂いているんだよ!きみ漱石を評価しすぎだな!」
B:「え…?だって『七詰瀬右』ってペンネームでしょ?」
A:「馬鹿者!ペンネームは漱石のほうだと言っとるだろが!」
B:「それはそうですが、玄関の表札『田中』でしたよ」
A:「…コホン。ウォッホン。それはそれとして、パクリは彼なのだ。彼は僕の処女作『その男、猫につき』を見事なまでにコピーしきったのだ!」
B:「おぉっとこれは驚きました!『我輩は猫である』はなんと七詰さんの『その男、猫につき』の盗作なのですか?!」
A:「彼は常日頃から僕の文才をうらやんでいたからね。ほら、これが僕の『その男、猫につき』だよ!せっかくだからきみに一冊プレゼントしようか?」
B:「これはこれは、ありがとうございます!」
A:「きみ、裏表紙を開いてごらん」
B:「おや。これは何のメモですか?」
A:「…僕のサインだよ」
B:「あ…これは失礼しました。七詰さんはこの作品をいつ作られたのです?」
A:「上京して夢破れた、15の夜だね」
B:「随分と挫折がお早いですね。七詰さんは現在おいくつなんですか?」
A:「ムーンスターだ!」
B:「…いやあの『おい、靴、何ですか?』じゃなくてお歳を伺ったのですが」
A:「おいおい、冗談だよ冗談!わかってるさそれぐらい!」
B:「しかも『ムーンスター』って!学校指定の上履きじゃあるまいし!」
A:「…あ?」
B:「なんでもありません。七詰さんっておいくつなんです?」
A:「来年還暦を迎えるよ。ちなみに小説のほうは1964年初版発行だ」
B:「なるほど、ということはこの作品が完成して実に45年もの月日が流れたわけですね?」
A:「いかにも。今まで漱石と日本文学の名誉のためにも社外秘を守ってきたわけだが、先日とある旧友に背中を後押しされてね。彼は僕に、面と向かってこう言ったのだよ、『歴史の重みを軽んずるな、その正義に身を尽くせ』とね!」
B:「いやぁ~名言ここにありき、ですね!」
A:「言霊に揺り動かされたよ僕は」
B:「実にいい言葉だ!記事に使わせてもらいますよ~、『社外秘』!」
A:「…え?そこ?まぁいいや、彼の一言に僕は正直、眼からコンタクトが落ちる思いだったね!なぁーんて!」
B:「ははは、またお得意のジョークですか?眼から落ちるのは『涙』でしょう!」
A:「『うろこ』だ」
B:「しかし表紙カバーの左隅のシミ、これひとつとってみてもその歳月の長さに想いを馳せてしまいますね」
A:「それはおととい食べたハンバーグのソースなのだが」
B:「…ソーッスか」
A:「そこ!ダジャレで逃げない!」
B:「すんません!」
…インタビューは双方盛り上がってその後しばらく続いたのだった…。
…てコラァ!いい加減にせぇよ!何が『来年還暦』の『64年初版発行』だバッキャロー!黙って聞いてりゃいつまでも大ボラふきやがって!
といちおうツッコんで今日は終わり終わりーっ!