全身にそれを浴びて
はじめてわかった。


たぶん、


いや間違いなくこれは采配だ。


俺もここ数日同じことをしてた。


相手の心やペースをなおざりにして、


半ばノリであおっていた。


「おまえのしていたことは
 こういうことだよ」


と神が言っているんだろう。


俺はこんな気持ちを
味わわせていたんだな。


カウンセラーになると決めた時、


いや、


もう思い出せないくらい
はるか昔、


「おまえのためを思って」


的なことを言われ、受け、


『受ける側にとってはそんなの
 ガラクタにすぎないわ』

『おまえのそのしょーもない
 好みを押し付けるな愚か者が』


なんて何度も思っていた。


『人の気持ちにとことん
 寄り添う大人になろう』


とその時決めた。


気が付いたら、


目指した大人とは正反対な
ことをしていた。


愚か者になっていた。


幸いにもまだみんな絡んで
くれているが、


俺にとってこれは深刻な過ちだ。


なぜなら、


自分の心にすら寄り添えて
いなかったから。


時間は過去には戻せない。


ここからまた、


新たに始めるしかない。


俺は、


ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛してます


というハワイに伝わる魔法の言葉、


ホ・オポノポノを教えている。


俺が初めてのオープンカウンセリングで
授けられた最初の魔法の言葉。


コミュニケーションの基本中の
基本であり、


最も大切なものだと思っている。


だから…


とことん寄り添うカウンセラー
としての新たな1歩は、


ごめんなさい


から踏み出そうと思う。


思うってゆーか、


あやまる。


あやまるのってすごく勇気
いるよねー( ̄▽ ̄;)


許されるかどうかは二の次三の次。


どう思われようが、


あやまろう。


頭を下げよう。


心から。