ここ最近、今後どう働いていこうかとか
何の仕事がしたいんだろうとか
子供達に不自由な想いさせずに育てられるのかとか
でもそもそも働きたくないーーー!!
なんて考えて、時間だけが過ぎちゃってた。
でもこんなに経ってたとは思わなかった![]()
では「おいたち1」のつづきを。
私が20歳になったとき、母の宣言通りに両親は離婚した。
父親を追い出すような形で。
父が出ていくとき、母は仕事が遅くなり不在だった。
(会いたくなかったのかもしれない)
その父が家を出ていくとき、
「じゃあ行くね」
と声を掛けられたのは私だった。
父の寂しそうな背中を見送ったのも私だった。
その時、私のなかにブワーっと悲しみが湧いてきて。
初めて気づいた。
父への気持ち。
本当はもっと父と話したかった。
本当はもっと父に甘えたかった。
本当は父に抱きしめてほしかった。
本当はいろんなところに一緒に笑って出かけたかった。
そんな思いがこみ上げてきて、
自分でもびっくりして戸惑った。
見ないようにしていた自分の気持ちが
パンドラの箱が開いたみたいに溢れてきたんだ。。
そして私は1回目の苗字変更を迎えることとなった。
よく分からないまま、母と裁判所に行って、
なんだか分からないけど書類にサインした。
それで終わった。
つづく