国の定員は、緻密に業務量を把握した上で、
担当する人数を決めているわけではない。
どんぶり勘定で一番忙しい年末、年度末などの業務量で人数は決まっている。
なので、
普段はそんなに忙しくない。
特に、許認可業務の多い財務省、経済産業省、国土交通省(旧運輸)は、
毎年のように手続きに要する様式が新たに発生している。この様式におんぶに抱っこして、
組織定員をどんどん増やして組織定員をキャリアは守っている。
予算と同様、増やすことに役人生命をかけており、
減らずことは嫌う。
その結果
組織定員が増え続けることになる。
今度のデジタル庁設置構想は、
以前からあって、
大容量のサーバー一つで電子政府が構築できると言われていた。
しかし、セキュリティの問題などで抵抗し、
10年以上経っても手がつけられない分野となっている。
国土交通省などは、IT関係からキャリア人事を外してしまった。
キャリアは自分の出世にマイナスが付くような行政はやる気がない。
今度こそ、電子政府構築を推進して欲しい!!!