最近車を運転していると、横道からさっと飛び出してくる人や自転車、車のなんと多いことか。
そのたびに私は心臓が止まりそうなくらい驚く。
メイン通りを運転する私に対して、横道から飛び出してくる彼らに恐怖心はないのだろうか。
何故一旦停止をせずとも渡ることができると思うのか不思議でならない。
横断歩道を渡る時に、車を待たせているということに対して申し訳なさは感じないのだろうか。
ちょっと前まではたとえ信号機があったとしても、少しでも早く渡ろうと足早に渡って入る人を多く見かけた。最近はちがう。止まっている車の私を見ることもなく、学生は友人達との会話に始終しながら、大人は前を見据えたままゆっくりと渡る。会釈くらいして行ってもいいのではないかと思うのだが。
何故だろう。信号が点滅しているくらいで歩調を変えるなんて、自分が信号に会わせるなんて、待っている私の気持ちに合わせるなんて、そんなに嫌なことなのだろうか。猫は後戻りできないと聞くが、それは獲物を狙う時に一気に走るので止まることができないのだなぁと私は解釈している。
自己主張のため止まることができない哀れな猫ちゃんが増えている。