ヒロシマ祭りが今年も終わりました。

ヒロシマ祭りに参加させていただいて3年。

平和について自分なりにもっと掘り下げて考えたいと思い、この1年で沖縄の辺野古や高江、ガマ(洞窟)などを巡って様々な話を聞きました。

感じたことは、その土地にいらっしゃる方々が別の大きな力によって気持ちを振り回され、大きな力の渦に巻き込まれているような姿でした。

基地を作る作らないで、それまで平穏に暮らしていた町の人たちが分裂していました。だれが町の分裂を望んだのでしょうか。

基地がいるという方もいらないという方も僕にはとても悲しくうつりました。そんな議論そのものが必要ない世の中がいいです。

戦争は想像もつかないようなところから足音が聞こえてきて、望まない人たちが巻き込まれ、恐ろしい悲劇を生みます。

自分ではどうしようもない無力さを感じもしますが、これからも僕は普段の生活やステージで思いを形にしていきます。

音楽には人をつなぎ、世界をつなぐ力があることを信じています。そして1人1人の普段の想いが、永遠の平和を紡ぐ、大きな力になることを信じています。

皆さんといっしょにそんな平和をつくっていきたいです。よろしくお願いします。


そして改めまして今年も
追悼と音楽のお祭り「第17回ヒロシマ祭り」
参加できたことを感謝しています。

実行委員会の皆さんをはじめ、ヒロシマ祭りに参加する皆さん、応援してくださる皆さんの想いがたくさんの人の心に届いていくことを願っています。

また最後になりましたが、今も被害の続く豪雨災害から1日も早く心と暮らしが平穏を取り戻すことを祈っています。

いらしていただいた皆さん。遠くから応援いただいた皆さん。ありがとうございましたニコニコ