寒さの厳しい冬のある日、太郎はひとり悩んでいた。


『あぁ~欲しいなぁ……』


彼は今、ノートパソコンXと携帯オーディオプレーヤーYが欲しくてたまらないのだ。


『よし、買おう。せめて少しでも安いところを探して買えば大丈夫だ!』


そうして様々な電気店のチラシを集め、自分が欲しい商品をチェックし始めた。


『A電気店ではXが8万円、Yが1万円か……』


少しでも出費を抑えるために、チラシに書かれている内容を吟味していく。


『お、B電気店ではXとYをセットで買うとYの分が無料になる!これは俺にぴったりだ!』


太郎は、財布を握り締めB電気店へと走っていった…



突然の物語。

さて、みなさん太郎の判断をどう思いますでしょうか。

まぁ上記の文章だけでは「別にいいんじゃないの」程度かもしれないですね。

ただ「おいおいちょっと待て太郎」という突込みが入っても不思議はありません。

B電気店は、Yの分が無料になろうがXが9万円以上だったらA電気店より良いとは言えませんから、太郎の判断は早計である可能性があります。

比較として成立していないという点にすぐはっきりと気付きましたでしょうか。



別に、だから何ということはない話です。

なんとなく最近こういうことをボーっと考えるんです。

結果的に、広告のよくある手口だとか考えれば当たり前のことだとかは言えますが

実際受け取っている情報の中でどれだけ 自分が冷静に反応出来ているのだろうかと。

まぁ上の文章において一番真っ当な反応は「独り言の多いやつだ」でしょうけど。