林檎を使った焼きっぱなしのタルトです。
通常は紅玉を使うのですが、今回は初めて使う品種の林檎を使いました。
ブラムリーという品種です。
海外で良く使っていたグラニースミス的な色合いなので、輸入物かと思いましたが長野県産だそうです。
紅玉などは生食でも加熱してもOKという感じですが、このブラムリーは加熱用オンリーという、潔い品種です。
たしかに生食するには硬さと酸味が強烈すぎます。
日本人にはジューシーで香りが良く甘さと酸味がバランスよい林檎が好まれるのでしょうが、このブラムリー、まったく日本人好みの真逆を行く個性的な林檎です。
この個性を打ち出してくれた生産者さんには頭が下がります。
アンズと同じように火を加えるとおいしさが引き立つ、リンゴの焼きタルトです。

