ハムスターのケージを使いやすいする為に改造してみます。
ハムスターケージは金網や水槽を使うのが一般的ですが、どれを選んでもメリットとデメリットがあります。
今回は水槽を使います。
水槽は安価で見やすく金網のようにガリガリかじられる事も無くメリットが多いのですが、唯一の欠点としてハムスターの上からしかお世話が出来ない事です。
野生下では捕食される事が多いハムスターやウサギは上からの攻撃になにかとビビります。
ペットとして飼われているので家の中を猛禽類が飛び回っているわけわないのですか…本能なのでしょうね!
というわけで、水槽を使って横からお世話できるように改造していきます。
まずは60cmのフレーム水槽
今回は小動物用に使う為、水漏れは気にすることもなので中古品で十分。中古品なら500円以内で手に入ります。
水槽にもいろんな種類があり、見栄えの良いフレームの無い水槽や曲げガラスの水槽がありますが、安価なフレーム水槽を使います。
フレームを外す手間はありますがガラスが薄い分加工が容易です。
60cm水槽の規格は 60cm×30cm 高さ36cmですがハムスターケージに36cmの高さはいらないので、横にねかして60cm×36cm 高さ30cmとして使います。
水飲みボトルを外付けにする為にサイドに穴を開けます
ガラスより硬い鉱物がドリルの先に付いており、ガラスを削りながら穴を開けていきます。
しかしガラスに穴を開けるのは手間な事なので中の付けてもいいと思います。
ガラスを一面外す為にまずはフレームを外します。
外したガラスをカットし黒いフレームに張り合わせ前面窓を作ります。
ガラスをレーザーでくりぬければ楽なのですが、特殊な機械必要なため、今回は直線に切ったガラスを張り合わせます。
ガラスカッターは紙を切るカッターナイフとは違いガラスに傷を付けて手で割るという感覚です。
ただ中古水槽などは傷が入っている事も多く、思わぬ割れ方をする事があるのでかならず手袋やゴーグルなど安全対策をしてくださいね。
アクリル板を使って扉を作ります。
ガラスは重いため可動部分に負担をかけないようガラスより軽い透明度の高いアクリル板を使います。
普通のカッターとは違う形をしています。
アクリル板を引っかきながら傷を入れ最後は手で割ります。
どちらかというとガラスカッターに近い使い方ですが、ガラスほど危険性はありません。
扉に丁番とラッチを取り付けます。
あとは上部に金網を乗せて完成です。
あまり使い慣れない道具を使いますが、無駄な事に手間ひまをかけるのがDIYの楽しさだと思います。
ただしガラスを扱うので怪我には気お付けて下さいね!
















