マジパン | パティスリール・ポワソン通信

パティスリール・ポワソン通信

横浜市港北区新吉田 
閑静な街にある小さな洋菓子店

マジパン細工

これ・・・みなさんご存じでしょうか?

けっしてパンの種類ではありません。


マジパン細工(ライオン・パンダ・猫もどき)

洋菓子でよく使う、アーモンドと砂糖をペーストにして粘土状にしたものです。

大きく分けて2種類あります。

生地などに練り込んで使うものと、動物などを作るときに粘土細工のように使うものです。

生地などに練り込むマジパンは、これを使うことによって、アーモンド独特の風味が出たり、しっとり感がでます。

粘土細工のように使うものは、飴細工やチョコレート細工とは違い、タイミングを気にせず形づくれるので、比較的簡単に作れます。まさに食べれる粘土のようなものです。

飴細工などはウエディングや華やかなパーティーなどに使うと効果的です。お砂糖が原料なので食べれるのですが、実際食べるとなると注意が必要です。ガッツリ食べてしまうと口の中が血だらけになってしまいます。

その点、マジパン細工は柔らかいので、お子さんが食べるデコレーションケーキにはもってこいの素材です。ただ、見た感じではわからないのですが、アーモンドが主原料なのでアレルギーにだけは気を付けないといけません。


ル・ポワソンでは常時5種類ほどの動物のサンプルが置いてあります。

お客様と相談のうえで、お好きな動物やキャラクターなどをお作りすることができます。

ただ、人形は基本的に作っていません。

マジパン細工を教えてくれた親方にマジパンは食べ物だから、人の形を作っちゃいかん・・と教わっているからです。

バカらしいと思われるかもしれませんが、親方の意見はぜったいです。


とはいえ・・・どうしても!というお客様には、マジパン人形を作ることもあります・・・すみません!!!


平面的なチョコレリーフとは違い、マジパンには立体物の独特なよさがあります。

是非ご利用ください。