モン・サン・ミッシェル
フランス北西部にある、今や世界遺産にも登録された世界的な観光地なので、ご存じの方は多いとは思いますが、海の真ん中に突然現れた城のような教会です。
パリからレンヌまでTVGで行き、さらにローカル線でポントルソン駅まで、さらにさらにバスに乗り島までという、わりと交通の便が良くない場所なのですが、フランスに行ったら足を延ばすだけの価値のある場所だと思います。(今では交通の便が良くなっているかもしれません)
宮島の厳島神社を初めて見たときは、なぜこんな所に神社を立てたのだろうと思ったのですが、モン・サン・ミッシェルはそれ以上でやはり迫力が違います。日本は木の文化ですがヨーロッパは石の文化。ここまで石材を運ぶだけでも大変なご苦労があったのだろうと感心してしまいます。
潮の満ち引きの差がかなりあるため時間帯によっては景色がまったく違ってきます。時間を取ってこの変化を楽しむのは絶対おすすめです。
名物料理としてバカでかいオムレツがあります。もともとは修道院に礼拝に来る人の為に栄養のあるものを、と始まったそうなのですが・・・(嘘かホントかは定かではありません)
わりと結構なお値段だったので、若かった私には食べる余裕はなかったのですが、今では東京と横浜に支店があるそうです。近場なので機会があったら食べて見たいと思います。
ポントルソン駅に大きなさくらんぼの木がありました。6月頃だったと思います。さくらんぼの実がたくさんなっており、駅員さんが2・3人でおしゃべりをしながら食べていました。(たぶん勤務中だと思います) 物欲しそうに見えたのか私にも勧めてくれました。駅になっているさくらんぼなのでたいして美味しくないだろうと思っていたのですが、これがかなりあまくて美味しかったです。思はぬ所でサクランボ狩り・・当然、種飛ばし競争・・・さくらんぼを食べると種を飛ばしたくなるのは世界共通のようです。
随分前の話なので、そんな、のどかな事はもうないのかもしれませんが、また行ければな~と思っています。