ふかふかベッドでゆっくり休んで爽やかに覚醒!
朝ごはんは和バイキングですレストラン胃に優しいお粥とお味噌汁、からし蓮根とか明太子とか卵焼きや焼き魚などなどのおかずでおなかいっぱいにして、9時前にはチェックアウト。

3回目の熊本城。笑
入ったことない門から入ろうってことで、須戸口門から入りました。
これで全ての門を制覇でするんるん
雨の後の快晴だったので、本当に雲ひとつ無い綺麗な青空。朝早く行ったのでまだあんまりお客さんも居なくて静かな場内をゆっくり見て回りました。
音も無い空間に、ただ桜吹雪。
沢山の桜の花びらがまるで吹雪のように舞うって、あたしはあんなに綺麗なもの人生で初めて体験したかもしれません。もー、うっとりです。
反るように積み上げられた高い石垣が迷路のように入り組んでる間を抜け、お城特有の歩きにくい階段をひたすら登ってまたまた天守閣へ。どんだけ好きなの。笑
雨の天守閣もよかったけど、やっぱり晴れた空の下のお城は見栄えが格別。

いっぱい写真撮ってると、天守閣広場にお殿様が現われました。笑
昨日は居なかったのに休日だからかな?
一人でずーっとぽつんと立ってたので構いに走って一緒に写真撮ってもらい、ついでに雑談。
彼は肥後藩細川家初代藩主の細川忠利公だそうです。細川忠興&ガラシャの三男さん。
「父と母はよく知られておるが、私はあまり有名ではないのじゃ・・・」てしょぼんとしてました。でも晩年の宮本武蔵を食客として招いたのは有名。文化の繁栄や治世に優れた賢主だったそうです。
他にも居るの?て聞いたら「多い時は5人居るが、今日は武蔵は風邪を引いたので休むと電話が・・・いやいや、矢文が来ておった」と。おちゃめさん。
他に甲冑着た武者が居たので(名前教えてくれたんだけど、忘れちゃった)、忠利公とお別れして武者と2ショットGet揺れるハート
刀は危ないので抜けないように括ってあるそうです。
「どこから参られた?広し・・・安芸国か。もみじまんじゅう・・・」だってむふっ
武者さんはお殿様と違って大人気で、ひっきりなしに写真せがまれたのであんまりお話しできませんでしたが、道案内したりとか色々やっててほほえましかった。笑

それから、唯一西南戦争時の出火から免れた宇土櫓ていう、彦根城くらいある櫓を見学。
あちこち床が抜けてて怖かったあせあせちょっと斜めになってたし。
古さ満点、ほんと昔の建物感が半端なかったです。

次に行ったのは加藤神社。加藤清正公が祭神の神社です。境内に、清正公が植えたと言われるイチョウの木がありました。
「NHK大河ドラマに清正公を!」ていう署名があったので書いておきました。
今年は生誕450年、没後400年の記念祭があるそうです。

そしてそして、昨日とは別の桜並木を通って旧細川刑部邸へ。
細川刑部家は、忠利公の弟さんが興したお家です。古いおうちは色々見たけど、雰囲気の良いお屋敷でした。
円窓とか、書院とか、京都なんかでよく見るお馴染みの造りがたくさんあって、ゆっくり見て回って1時間弱くらいかな?
桜はわんさかあったけど、このお屋敷には紅葉がたくさん。新緑の紅葉の奥に薄紅色の桜並木が見えて、すごくコントラストが綺麗でしたぴかぴか(新しい)
これは秋も良いなぁ・・・。

最後に桜の馬場城彩苑ていう、おみやげ物やさんとかがわっと集まった一角へ行って、昨日のシアターのお姉さんが教えてくれた白玉ワッフルを食しました。めちゃうまでした。また食べたい。
病棟へのお土産も色々買って、しろめぐりんていう巡回バスで熊本駅へ。
今回は焦らずゆっくり巡って、ちょうど時間通りの優秀な旅でした。笑

熊本城三昧で過ごした2日間でしたが、大大大満足でした。
桜、これまでの数年分を取り戻すくらい堪能できたぞー!!!