東京→大阪移動です。
出発する時に物凄い大雪で、若干怯えました
昨日じゃなくて良かった、ほんとに良かった…！
大阪までは新幹線。ここしばらくずーっと摩天楼オペラばかり聞いてたiPodですが、ツアー終わったばかりの今聞いてると寂しくなっちゃうので、気分を切り替えるためにメアさんメドレー聞きながら移動しました。
大阪着いてちょっと寄り道。それから、さて上本町てどこかなー？て調べて地下鉄&近鉄線で更に移動です。近鉄乗ったの結構初めてくらいかも！？
そして初の新歌舞伎座。演歌のショーとかが多いみたいなので二度来ることはないかもしれません。
新歌舞伎座は建物の6階にあるんですが、入ってみると華やかな売り子さんの声が飛び交っていーっぱいお弁当やさんが。どうやら休憩中に席で飲食できるとのことで、どんどんお弁当が売れてます。
あたしは今までそんな舞台行ったことなかったので、びっくりです。
新歌舞伎座を堪能するべくもちろん購入しました
今回観劇したのは、テンペストという舞台。
19世紀の琉球王朝が舞台です。
清国と薩摩（日本）の間で何とか独立王国として存在していた琉球に、ペリーが来て開国を迫るという時代背景と、男と偽って官吏になり琉球のために尽くす女性の運命を絡めた物語。
官吏としては薩摩隼人と友になり、一人の女性として同じ人を好きになって…みたいな、切ないというかもどかしいというかな展開です。
音響照明はもちろん、映像と字幕とを駆使しててとっても美しい舞台。迫力満点でした。
あのね、これが１番印象に残ってちゃいけないんでしょうけど…朝倉（漢字は適当）ていう薩摩のお侍さん役が山本なんとかさんだったんですが、昔新選組！で土方副長の役をやってらした方なので、ど～～～～～しても、土方さんに見えて仕方ありませんでした
薩摩と新選組は敵同士なので、違和感倍増。最後に洋服着た朝倉さんが出てくるんですが、まんま土方さんでした。笑
いや、しかし、綺麗なお顔でした。この人目当てで行ったわけではないんですが、うっかりほわぁっとなりました
主演は仲間由紀恵さん。
綺麗な人。アドリブで「そこの美しい隣人！そなたじゃ！」て呼ばれてて素で笑ってました。
そうよね～、ドラマやりつつ大阪で舞台、すごいなぁ…。
あと、男性のフリしてる時は声音とかもそれっぽくて、女性の時は可憐な感じで、衣装だけじゃなくてちゃんと今心の中でどっちの立場が占めてるのか、心情がよくわかるというか…。素人なので単純にしかわかりませんが。
あと、キコエオオキミ？だったかな？シャーマンみたいな存在が生瀬さんで、途中で彼女って言われて初めて女性役って判って愕然としました。笑
怖かった
でも迫力あったな～～。
赤青黒の手下とのかけあいが面白かった。
原作読んでないのでわかんないんですが、舞台で見た限り一番琉球のためを思って居たのはこの人だったのかも？やりすぎちゃったのかもしれないけど、王宮を追放されなければ違ったのなぁ、寧温と最初から手を携えて王国のために尽くしていればなぁ、と思ってしまいました。
ちょいちょい時事ネタとか大阪ネタが入ったりして笑い所があったり、すごいシリアスな展開になったりしつつ、最終的には比較的ハッピーエンド？かな？
休憩合わせて3時間半の長い舞台でしたが、短く感じましたよ。
琉球の歴史、今まであんまり気にして学んだことはないんですが、ちょっと興味がわきましたよ。