宝生のお能を観てきました。
春に続き「秋の別会能」
能「当麻」
謡曲として聴くと、素敵な曲です。
仏教の世界が広がり想像力をかきたてられる名曲。
中将姫伝説が聞き所。
お能として鑑賞するといつもガッカリ。
ん~、今回も途中寝てしまった。
しかし、小林秀雄の「無常といふ事」は能「当麻」を鑑賞した日から始まるところさらやっぱり名作なんでしょう。
ぼくにはまだまだです。
能「砧」
好きな演目ベスト5に入るほど好きです。
この度の「砧」は最高でした。
どうしても宝生流の謡は聞きにくい。
なぜかこの日は、素晴らしく美しく耳に入っていました。
確かに、「砧」は何度も聴いているので詞章は覚えている事情があるにしても、舞台上のシテ、地謡、囃子とベストミックス。
何回かに一回にしか出会えない感動を味わえました。
能「正尊」
斬り組みもの。
楽しい。
起請文を読み上げるシテの力強さ。
是非観てもらいたいですね!
普通に楽しめますから。
狂言「寝音曲」
2週続けて万作さん。
流石だね!
仕舞
大坪さんの「井筒」が艶っぽかった。