、2月15日は国立能楽堂にて式能。
『翁』を冒頭に、能 5番、狂言 4番の江戸時代以来続いている能楽の正式な演じ方という。シテ方5流が全て観られたので新鮮でした。
素人ながらの感想。玄人さんが読めば怒り爆発するだろうな。
「翁」観世流
実は今年3回目の「翁」です。
梅若家、観世銕之丞家、そして観世宗家。
張り詰めた空気感に身が引き締まります。
「西王母」観世流
初めて観ました。殆ど観世流ばかり観ているので今回は省略。
「花月」宝生流
宝生は随分前はよく観ていましたが、お謡が難しく(聞き取りにくい)なんとなく避けていましたが、次第に耳が慣れてきたのか、あれっ?聞き取れる‼︎ヤフオクで買ったレコード聴いたおかげかな?
こんなこと言ったら怒られるかもしれませんが、地謡と舞台上の劇が独立して進行している感じがしました。一体感を感じないというか…。
でも、宝生の技巧的で淡々とした謡は好きです。5流の中で最も音楽っぽいですね。とくにポップな曲。なので、宝生のお謡は楽しく聴けるのです。あとはなんと言っても「甲グリ」。ドキッとします。
あっ、花月の感想書いてない。
見所多く飽きませんよ!やっぱり「弓の段」楽しい。
「吉野静」金剛流
初めて観る「吉野静」。昨年旅した吉野の風景を想像しながら観る。
金剛流は「舞」が素晴らしいと聞いています。舞台進行上「舞」は眠くなるので苦手なんですが、静の舞は美しかったです。見入りました。
謡も聴きやすかったです。
もっと金剛流のお能観てみたいな。
「鬼界島」喜多流
他流は全て「俊寛」という。歌舞伎にも同タイトルの演目がありますが、やっぱり絶望的に終るお能のが好きです。
シテの塩津さん。相当のご年配の方なのか、心配しながら観ていましたが、芸は凄いですね。「俊寛」は何度か観てますが、今回が一番壮絶な悲劇を観ました。ツレの方とのバランス感も良かった。
喜多流のお謡は予想していたより綺麗なんですね?いや、もっと男男しく謡うのかと思っていたので、意外でした。
「葵上」金春流
「葵上」自体は好きで毎年必ず観ているかな?前場の女の怨念を舞台上でどう表現するのかを観るのが好きなんです。詞章は何度読んでも飽きない。
金春のお謡のイメージは「ぽわぁ~ん、ぽわぁ~ん」といった軽やかさを感じるのですが、そこが聴くに困難なところ。
「葵上」を以前、金春の若手の方がシテをつとめられたのを観ましたが、何故か印象に残る舞台でした。
多分お謡に原因がある?あの不思議な音程の上下(とぼくは感じます。私見)が得体の知れぬ怨霊とマッチするのかな。と勝手に思ってます。
今回のシテ桜間さん。怨霊モード全開!しかしシテのお謡アレンジしてます?いやいや、金春流を知らない素人の感想です。逆に現代劇風に感じられたので良かったですがね。
今回は狂言も見事でしたよ!
時間があれば書きます。
しかし、10時開演19時終演。長い‼︎

