昨日、太平山に
久々にボロボロのレジェンドクーペのエンジンをかけてGO!
この山はとても馴染みの山で、
初詣にきたり、団子を食べに来たり、暇な時は唯来て栃木市の風景を見たり、
昨年は近くの岩船山から山々を上り下りこの山までハイキングを楽しんだりと。
更に昔に遡れば(15年以上前か)、遊び相手を探しに夜友達とこの山に来て、見知らぬ女の子に話しかけ、気が合えばカラオケや飲み(今では飲酒運転なんて恐くて無理)に行ったりと。(如何わしい行為は一切しておりません。神前に誓って本当です!)
とにかく身近なんです。
なぜ一人この山に来たか?
ただ単に梅雨を楽しみたかったから。
梅雨といえば、雨、蝸牛(狂言に面白いのがあるよ)、そして紫陽花!
未だこの山で有名な「あじさい坂」を見たことがないのでこの機会にと。
結構な石段で思いやられるぞ と思ってたが、何かに導かれるように、自分が操り人形になって誰かが操作してくれてるように、全く疲労はない。不思議だなぁ~
見上げれば、山の木々は緑の衣を羽織り、時折吹く風が、たきこめた香を撒き散らすようであり、鶯の声の面白さに木の下で休めば、休むことなく流れる水が何かを自分に語ってくるようだが、元あった水はもう居ない。
盛りのやや過ぎた感のある紫陽花ではあったけど、かえって美しい。
しかし梅雨名物の雨、蝸牛を同時に楽しめなかったのがやや残念。
いつの間にか、石段を上り詰めて神社に到着。神前で願い事の一つでもと思うも、もし仮に成就したとしても、恩知らずの自分はお願いしたことなんて忘れてお礼参りには来ないだろう。神様は黙って見ています!
願い事はせず会釈のみしてまた下る。
自然に触れることは良いことで清清しい気分で帰ったのでした。