さて、フラメンコギターである。何はなくともフラメンコギター。
とにかく、後に演歌歌手になり、マグロ船の歌を歌うようになるとはそのころ想像だにしていなかった親戚のお兄ちゃんからクラッシクギターの手ほどきを受けた。
「戦争を知らない子供たち」を歌うようなギターではなかったが、根が凝り性というか、いくらか(いや、かなり相当)偏執的なもので、たちまちはまりました。
当時使っていたのはヤマハのクラッシクギターだった。
元々、小学生の頃はウクレレを弾いていたこともあり、弦を指で弾いて音を出す楽器は好きだった。ウクレレを弾いていたころの愛称歌は守屋浩、アハハハ。ウクレレを掻き鳴らし、
「ぼ~くの恋人と東京へイッチッチ~」と、小学生が歌っていたのである。
たぶん、奇妙な光景だったと思う。しかし、奇妙であることをのぞけば、守屋浩さんは今でも好きです。いや、守屋浩さんが奇妙なんじゃない、ぼくが奇妙ということです。とにかくあの声、たまんないねえ。それから新川二郎さんの『東京の灯よいつまでも』も好きだし、我らが中ちゃんも歌った『カスバの女』は、今でも愛唱歌だ。あ、それから『夜の銀狐』は泣ける(ーー;)。
それはさておき、とにかくギターを習い始めたのだが、すこしギターがわかってくるともういけない。クラッシクギターの練習がつまらなくなってきたのだ。クラッシクギターがつまらないのではない。練習がつまらないのだ。と、同時にギターでなにそれの曲を奏でるというよりも、歌の伴奏としてのギターの方により魅力を感じはじめた。
ギターを教えてくれたお兄ちゃんは今でも時々あいますが、そりゃプロのクラッシクギタリストとはいえないが、それでもギターだけの演奏能力も相当ある人だった。
しかし、後に歌手になるような人である。歌が嫌いなわけがない。ぼくが歌の伴奏としてのギターを求めているとわかると、たちまちそちらの方向にシフトチェンジした。このお兄ちゃんには二年ほどギターを教えてもらったが、恥ずかしながらクラッシクの曲は一曲も弾けない。その代わり歌謡曲っぽい曲なら弾くことはできる。たとえば『真っ赤な太陽』とか『ザ・ガードマンのテーマ』とか、そういった感じのものね。
一応アポヤンド奏法からトレモロ奏法までできるんですよ(エヘン)。でもややこしい譜面を見るともう駄目です。ちなみに#なら四つまで、♭ならひとつが限界です。それ以上ごちゃごちゃ記号がついてくるともう何がなんだかわからない。
それから、初めてギターを弾いて歌った(弾いた曲ではない、弾き語りをやった曲だ)歌は、『真夜中のギター』だった。
続く……
とにかく、後に演歌歌手になり、マグロ船の歌を歌うようになるとはそのころ想像だにしていなかった親戚のお兄ちゃんからクラッシクギターの手ほどきを受けた。
「戦争を知らない子供たち」を歌うようなギターではなかったが、根が凝り性というか、いくらか(いや、かなり相当)偏執的なもので、たちまちはまりました。
当時使っていたのはヤマハのクラッシクギターだった。
元々、小学生の頃はウクレレを弾いていたこともあり、弦を指で弾いて音を出す楽器は好きだった。ウクレレを弾いていたころの愛称歌は守屋浩、アハハハ。ウクレレを掻き鳴らし、
「ぼ~くの恋人と東京へイッチッチ~」と、小学生が歌っていたのである。
たぶん、奇妙な光景だったと思う。しかし、奇妙であることをのぞけば、守屋浩さんは今でも好きです。いや、守屋浩さんが奇妙なんじゃない、ぼくが奇妙ということです。とにかくあの声、たまんないねえ。それから新川二郎さんの『東京の灯よいつまでも』も好きだし、我らが中ちゃんも歌った『カスバの女』は、今でも愛唱歌だ。あ、それから『夜の銀狐』は泣ける(ーー;)。
それはさておき、とにかくギターを習い始めたのだが、すこしギターがわかってくるともういけない。クラッシクギターの練習がつまらなくなってきたのだ。クラッシクギターがつまらないのではない。練習がつまらないのだ。と、同時にギターでなにそれの曲を奏でるというよりも、歌の伴奏としてのギターの方により魅力を感じはじめた。
ギターを教えてくれたお兄ちゃんは今でも時々あいますが、そりゃプロのクラッシクギタリストとはいえないが、それでもギターだけの演奏能力も相当ある人だった。
しかし、後に歌手になるような人である。歌が嫌いなわけがない。ぼくが歌の伴奏としてのギターを求めているとわかると、たちまちそちらの方向にシフトチェンジした。このお兄ちゃんには二年ほどギターを教えてもらったが、恥ずかしながらクラッシクの曲は一曲も弾けない。その代わり歌謡曲っぽい曲なら弾くことはできる。たとえば『真っ赤な太陽』とか『ザ・ガードマンのテーマ』とか、そういった感じのものね。
一応アポヤンド奏法からトレモロ奏法までできるんですよ(エヘン)。でもややこしい譜面を見るともう駄目です。ちなみに#なら四つまで、♭ならひとつが限界です。それ以上ごちゃごちゃ記号がついてくるともう何がなんだかわからない。
それから、初めてギターを弾いて歌った(弾いた曲ではない、弾き語りをやった曲だ)歌は、『真夜中のギター』だった。
続く……