る年祭、終わります | るーちゃんのブログ

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る・ひまわりオフィシャルブログです

というわけで。

 
る年祭、全ての公演が終了致しました。
ご来場いただきました皆様
バスツアーへのご参加
塾へのご参加、
カウントダウン
上映会
全てのイベント
そして本公演を応援下さいました皆様
 
誠にありがとうございました。
 
夏にはじまり、夏までの丸っと一年。
 
長いようであっという間で
でもついこの間稽古していたような。
 
重長の成長、政宗の願い
 
真田の想いと豊臣の愛と見守る伊達と
上杉の夢と徳川の望み。
 
失うばかりでそれでも生きていくお話。
 
そしてかけがえのない相手をようやく見つけるお話。
 
 
熱くて真っ直ぐで全力で、頭は良いのに嘘をつくのが苦手で、真摯で。脆くて危ない重長を
安西座長
 
一度決めたらその信念を曲げず
けれど、他人が傷つくくらいなら自分を傷つけることを選ぶ政宗を辻本座長。
 
そんな二人の物語が
ようやく終わりを迎えることとなりました。
 
上映会終わりに、
「終わった」「終わったね」
(悲しい終わりだけど)「気持ちがすぅっとしてます」「すっきりとした気持ちで(役を)終われました」と微笑んでいた座長お二人。
 
安西座長が
このシリーズに初めてご出演下さったのは
21歳当時のことで。
読み合わせの時に、石田三成のところで
周囲がざわっ、としたことを覚えています。
なんか持ってきたぞ、あいつ(笑)と
先輩がたが面白そうな顔で安西座長を見つめていました。
それから5年。変わらず全力で、真っ直ぐに座長として背中を見せて走りきり重長を演じきってくださった安西座長と
 
やっぱり「どりじゃん」の時から変わらず、どんな人にも優しく微笑まれていて
そして誰にでも慈しみ深く、けれど芝居への強い信念をお持ちで、板の上では周囲を凌駕し引っ張ってきて下さった辻本座長。
どんなにたいへんな稽古時期でも「このシリーズのお客様が好き」だから、初日が「楽しみ」だと微笑んでおられた座長。
 
 
お二人の素晴らしい座長がたと
そして、そんな座長たちを信じて
お客様を信じて、演出の板垣さんへの信頼と共にそれぞれのお芝居を作り上げてくださった
キャストの皆様で今年の作品が出来上がりました。
 
この祭りシリーズは7作続いて参りました。約8年です。
だからこそ
る年の物語は、戦国時代の終わりを描かせていただきました。
 
集大成であるよう、しかしながら新たなこのシリーズの1歩でもあるよう。
今までを壊しながら、そして守りながら作らせていただきました。
 
る年祭、いかがだったでしょうか。
 
この、演劇作品の多い昨今に、ましてや年末の最中に高額なチケット料金を支払って
劇場に足をお運び下さる皆様におかれましては本当にいつもありがとうございます。
 
るひまの作品に出ると、まずお客様の熱量と尋常じゃない温かさに驚く
 
俳優陣が口伝えで広めて下さる都市伝説。
 
 
このシリーズが
「ずぶとく長生き」
出来るように、お客様に飽きられることのないように
これからも全力で前進していきたいと考えておりますので引き続き本シリーズを応援下さいましたら幸いです。
 
 
 
ご来場誠にありがとうございました!!!
 
そして。
 
明けましておめでとうございます。
今年も新しい年をはじめさせていただきます。
「る戦」。
いつもと変わらず。けれど新たな物語を。
安西、辻本両座長の背中を間近でご覧になっていた佐奈&内藤両座長が、今年のバトンを引き継ぎます。
また新たな1年をお客様と共に過ごせます事を。
本年も宜しくお願い致します。
 
 
 
 
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