できました。
そして、兄さんたちはこんなです。
こんなお話です。
すべては一つの『うそ』からはじまった。
1900年。パリ。
産業革命により新時代の到来を謳歌するヨーロッパ。
各国では生まれたばかりの技術を披露すべく華やかな万国博覧会が行われていた。
しかし、光があれば影もまた存在する。
万国博覧会は各国の諜報員たちが暗躍する舞台でもあった。
世界大戦の足音はすぐそばまで聞こえていた。
それは、鎖国を解き世界の大舞台に進出した日本にも無関係の話ではなかった。
世界大戦はもはや海の向こうの話ではない。
フランス公使館初代大使である「栗野慎一郎」は日本を大戦の戦火に巻き込まないために奔走。
今日も日本を勝利を導くべく…『喜劇』の稽古に励んでいた!!
「なぜ!芝居の稽古をしなきゃならんのだァア!私はフランス公使だぞっ!英雄になるべき男なのだァァ!」
何故こうなったかは誰にも分からない。
座長「川上音二郎」にも分からない。
「新聞記者」にも、「小説家」にも、「なぞのフランス人」にも分からない。
たったひとつの小さな『うそ』は国を巻き込む巨大な『うそ』に姿を変えていく。
彼は果たして英雄になれるのか?
そして、うそをついているのはいったい誰なのか?
それは…やっぱり誰にも分からない。
来週13日(火)からプレオーダーが始まります。
座長からのPR画像