京都の旅 | タマガワ家

京都の旅

京都駅着。


新幹線から降りた途端

暖かな春の空気に包まれました。

心地よい京都時間の始まり。


ホテルのロビーで叔母や従兄弟と久しぶりの再会。

1歳のソウスケが、ほっぺたが赤くてとてもかわいかったな。


従兄弟のモト君の車で、こけし博の会場へすぐに向かった。


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いい写真が残っていない。

なにをやっていたんだ、私は・・・。


はなめがね本舗のモモエさん、なかむらさんにお会いして

夜長堂の井上さん、作家の関美穂子さん

カガモクさん、イトチさん、こけしキャンドルの作家さん、

津軽こけし館の山田さんにご挨拶。

茨城土産のトリの箸置きを渡しました。


その時の記憶があまり残っていないのは、

冷静を装っていても、やはり興奮していたせいでしょう。


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会場にわざわざ来てくれたお友達夫婦とも、久しぶりに再会。

とてもうれしかった。

私はこの2人が大好きなのだと、そう感じた。


イノダコーヒーに連れて行ってもらって

有名なジャンボシュークリームを分け合って食べました。


祇園へ。


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優美なしだれ桜。

叔母との待ち合わせ時間まで、ゆっくりと石畳を歩き

友人夫婦と別れました。


本当にありがとう。


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夕食は「やた」という京料理のお店。

私のお財布じゃ入れない。


上品な味付けの京野菜を使った前菜から始まり

ちりめん山椒のごはんまで、とても美味しくいただきました。

きれいな着物を着た女性の接客がとてもしなやかで優しく

肩の力が抜けました。


おばちゃん、本当にありがとうね。

いい夜でした。


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次の日もまた、祇園から清水周辺を歩いた。


日本は美しい。

ここは日本の美しさが集まった土地だ。


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なかむらさんが予約してくれた湯豆腐屋さんで

皆でお昼をとりました。


モモエさんもなかむらさんもとても疲れているはずなのに

そんなのちっとも感じさせない優しい女性だった。


湯豆腐屋さんから甘味処に移動して

甘いもので更に幸せな気分になり、2人ともサヨナラした。


ありがとうございました。


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帰りの新幹線まで時間があったので

行きたかった三十三間堂に足を伸ばしました。


変色して黒ずんだひとつひとつの柱に、この建物が刻んだ歳月、歴史がしみ込んでいる。

1001体の千手観音。

荘厳さに圧倒されて、

自分の未熟さや小ささや不完全さを思い知らされるようだった。


心静かに、いろいろなことを思い、考え、

京都の旅を締めくくりました。


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京都はとても楽しかったけれど

家族に会いたかった。


ママは君たちがいないと、

ダメみたい。

いつも一緒に、いたいみたい。


水戸駅の改札の向こうに、みんなの姿を見つけた。

一番先にハルが私を見つけた。


「ママー!」と、チビたちが抱きついてきた。

久しぶりのこども達のぬくもりは

私の体全体を一瞬にして温めてくれました。


シゲくんと結婚してよかったと、

心の底から思い、感謝しました。