久石譲「Classics Vol.4」に行ってきましたけれども | Le-Chat麻雀エンタメ

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昨日、久石譲さんの「Classics Vol.4」に行ってきました。

久石譲さんが「藤澤守」名義で作曲した
・弦楽オーケストラのための「螺旋」
・交響曲第1番より~第1楽章~
そして、マーラーの
・交響曲第5番嬰ハ短調
を久石譲さんが自ら指揮。

そして演奏するのは東京フィルハーモニー交響楽団。

なんだかネームバリュー的にはイイ感じですね。
とくに僕みたいなクラシック素人には。


全体でだいたい2時間くらいだったんですけど、
正直、あっという間でした。

始めは「クラシックで2時間って長くね?」って思ってましたが、全然長くない。

そしておそらく、ヴァイオリンの高音には中毒性があります。
マジであれはやばい。

第1楽章のAllegro assaiと思われる部分でテンションが上がりつつ、
度々訪れるヴァイオリンの高音で快楽物質が分泌される感じ。いいです。

隣のオッサンは思いっきり寝てましたがなんなんでしょうか。もったいない。


そして「マーラー」はたまたま知っている曲だったので70分という大作も安心して聴けました。


で、思ったんですけど、演奏聴きながらなんでみんなじっとしてられんの?
僕はついつい身体が動いてしまいそうでたまりませんでした。

いや、長い間机に座ってられないとかそういうことじゃなくて、
リズム的な話ですよ。なんかリズム的なのを刻んじゃって動いちゃうじゃんって話。

「結婚できない男」で阿部寛がクラシック音楽ききながらものすごい動いてましたが、
あれやっと今になって気持ちがわかりました。
そりゃあ、あんな演奏されたらああいうふうにやりたくなるわ。指揮者ばりに動きたくなるわ。


演奏は良かった。気持ちよかった。
クラシックに詳しくないので詳細は不明よくわかんないけど、ただ気持ちよかったからOK。


問題は配布された曲目解説ですよ。

中学校卒業程度の楽典の知識がしっかりある人なら、
とくにわからない単語はでてこないんです。
僕の知識もそれくらいなので十分問題ないはずでした。

なのに僕には曲目解説がまったく意味が分からない。

曲目解説を観ながら
「ふーん。この俗っぽく変奏した主部が終わったから、次は変ロ長調に変わって、ヴァイオリンがワルツ風の主題を提示する第1トリオとなるのだな」
などと納得し、
「ほー、ここの俗っぽく変奏した主部が変ロ長調に変わる流れがすでにワルツ風の主題をほのめかせていてなかなかイイね」
なんて評価するんでしょうか。有識者の方々は。

載せるのはマズそうなので載せませんが、
こういう曲目解説みたいにで明文化されたものを示されると、
やっぱ音楽家って芸術家だな、一般人とは思考のレベルが違うわ、と思い知らされます。


それにしてももう今の段階で耳がヴァイオリンの音を欲しがってます。
あれはやっぱり中毒性があるに違いありません。