この間何気なくペン回しをしていたら、友人に
「何お前、ハーモニックなんてできんのかよ
」
とかいうわけのわからない賞賛の言葉をいただきました
どうやら「ハーモニック」とはペン回しの技名であるらしく、
ハーモニック以外にも、
「ソニック」「カージオイド」「インフィニティ」「トルネード」
などといういかにも中二病的な技が多数存在するようです
しかも「ペン回し協会」なんていうのもあるらしいの
っていうかもう結構昔にできてたみたいで、なんなんだよっていう気持ちでいっぱいです
そして、驚いたというかカルチャーショックとでも言うべきだったことがさらに
ペン回し業界では、普通のペンを使うこともあるのですが多くの人がいわゆる
「改造ペン」を使うということです。
ここ とかにまとめが載ってるんですが、 なんなんだよこれ っていう
やつばっかりです
特に人気があるのが
Dr.KTとかいうコレ。
よく見れば分かるとおり、真ん中はサインペンになっていて両端にはしっかりキャップがつけられています。その先っぽにシャープペンのチップを付けているので、もちろんここからは芯は出ません。
サインペンの中の芯?も抜いてしまうので、もはや「何かを書く」という機能は失われてしまっています。
紹介されている改造ペンのうち9割以上が「ペンとしての本来の機能」を失っているものばかりでした。
これをうまく回したところで、はたしてそれを「ペン回し」と呼んで良いのでしょうか?
ただの「棒回し」じゃないのか?
そう考えると、発売当初は馬鹿にしていた「ペン回し専用ペン」っていうのは理にかなっているというかある意味正しい商品だったのかもしれません。