2ヶ月の逃亡生活を終える日がやって来た(笑)
仲良く成った友達
A美の家族
それから妹みたいなA美
皆に見送ってもらい、生活指導とR伯母さんと私は帰った。
しかし帰り先は、自分の家ではないY伯父さんの家
複雑な気持ちだったが仕方がない…
生活力もない私が、いつまでも家出はしていられない
Y伯父さんの家につき、家に入るとY伯父さんが待っていた。
Y伯父さん「お前は何故、他人の家に行く前に此所に来なかったんだ?」と聞かれたが、その時の私の選択肢にY伯父さんの家は思い付かなかった。
Y伯父さんが話を進める。
Y伯父さん「お前のお母さんは、お前を迎えに行くのは嫌だと言った。伯父さんが海を迎えに行かないのなら、お前とは縁を切るから、ここから出て行け❗と言ったが今日まで迎えに行かなかった。だからお前と弟は伯父さんの養子にして引き取って育てる」と…
私は、突然の事で理解出来ない。
此所にくれば伯父さんが仲介に入ってくれて、元の家に帰れるんだと思っていたんだ。
私「母ちゃんの所には帰れないの?」と尋ねると
Y伯父さん「これが母ちゃんの答えだ」と
そうか…本当に捨てられたんだ…
私はY伯父さんの養子になるしか選択肢はないのだ…
だけど、私と母親には血の繋がりは無いけど、弟と母親は本当の親子だ!
父親が亡くなって、やっと、立ち直った母親から弟を取るなんて絶対に出来ない。
弟は可愛いけど、母親と離すなんて駄目だ!私と同じに為っちゃう
そう思った私は伯父さんに「母ちゃんと弟を離れさせるのはやめて下さい。それと母ちゃんを追い出すのもやめて下さい」と頼んだが伯父さんの怒りは収まらない。
Y伯父さん「弟だけは母親の元で暮らさせる、だが伯父さんの言う事を聞かなかったんだからケジメとして縁を切って出て行ってはもらう」
弟は母親と暮らさせる、今は怒ってるけど、伯父さんは優しいから、少し立てば許してくれるだろう。そうすれば私も帰れるかも♪淡い期待をした。
何日かして部屋に居ると下の部屋から大きな声が聞こえた。
降りて行くと、母親だ❗やっと迎えに来てくれた♪喜んだのも束の間、泣きながら頭を下げ伯父さんに頼んでいるが伯父さんは「もう遅い帰れ❗直ぐに荷物をまとめ出て行け❗父親の位牌等は全部置いて早く出て行け❗2度と此処には来るな」と母親を追い返した。
母ちゃんゴメン…
私大変な事をしてしまった…
毎日後悔ばかりの日々
そんなある日
親戚の叔母さんが来て、Y伯父さんに何かを見せている。
Y伯父さん「海、お前の戸籍は母親には入っていない。父親が亡くなった時お前は一人になっている」と告げられた。
その時は意味は解らなかったけど、父親と母親が再婚した時に母親と私は養子縁組みをしていなかったのだろう。
戸籍上も赤の他人だったんだ!
そうか…
私とY伯父さんとの養子縁組みの手続きは進んでいた。
何日かして家庭裁判所からの呼び出し日にR伯母さんと出向いた。
車の中、家庭裁判所の廊下で、伯母さんが「家庭裁判所の人に何を言われても養子になりたいですとだけ答えるんだよ」と念を押された。
解っている。そうするしか14歳の私には生きて行く方法は無いのだから…
私は家庭裁判所の人に何を言われても「養子になりたいです」としか答えなかった。
暫くして家庭裁判所から養子縁組みが認められました。と手紙が届いた。
私と母親と弟の家族は、こうして壊れた…
私が不良になったせいで、一番大切な物を壊して、そして無くしたのだ。
無くした物は、大き過ぎた…