第89回は、雑誌「谷根千」発行人の山崎範子さんでした。
編集者だけあって、話がよく整理され、26年間の雑誌の歴史を楽しく語っていただきました。
生きることにわくわくすること、出版することには度胸があること、小さなメディアの意義など、感心して、あっという時間がたっていました。
今後、羽鳥書店から、山崎さんの本が出ると言うので楽しみです。
山崎さん、ありがとうございました。

さて、
第90回「ローカルデザイン研究会」のお知らせです。
今回は、東日本大震災の支援を考える上で、小林先生のお話を聞かなくてはと考え、企画しました。
東日本大震災の現場にも、もう4回は調査に入ったと思います。
どこからあのエネルギーは生まれるのでしょうか。
そして、今後、LD研究会はどのような支援活動をしていくのか、
みなさんとともに考えたいと思います。

■日 時:2011年7月22日(金)18時30分~21時00分
●会場:女性就業支援センター(旧「女性と仕事の未来館」)第2セミナー室
〒108-0014 東京都港区芝5-35-3 TEL:03-5444-4151
JR田町駅三田口(西口)から徒歩3分
http://www.miraikan.go.jp/access/index.html

■ゲスト:小林郁雄さん 神戸山手大学現代社会学部環境文化学科教授
●タイトル:「阪神・淡路から東北へ~震災復興の市民まちづくりに向けて」

●内容:東日本大震災から4か月以上がたちます。
あの大津波で壊滅した街で漁業者を中心にした市民は復興にどのように立ち向かっておられるのでしょう。
1995年の阪神・淡路大震災の復興の原動力は、市民による「まちづくり協議会」の活動でした。
それは1999年の台湾921地震の村々の復興に「社区営造員」の活躍、
2004年の中越大震災ではそれぞれの被災中山間「地域復興支援員」につながっていきました。
東北では、そうした地域の復興をともに協働していく村民・町民・市民に少なくとも3年は寄り添い、
共に語り合う若者を必要としています。フクシマ原発事故は、また、全く違う諸相を示しています。
こうした震災復興市民まちづくりに向けて、阪神淡路の経験がどのような形で役立ちうるのか?
地域産業の再興、緑水風景の再生、住宅集落の復興に何ができ、
どのような支援がありうるのか?中長期の取り組みを考えていきたい。

●プロフィール:
1944 名古屋生まれ
1967 神戸大学工学部建築学科卒業
1969 大阪市立大学工学研究科工学修士(都市計画専攻)修了
1969 株式会社都市・計画・設計研究所 取締役(~1986)
1986 株式会社コー・プラン設立代表取締役(2005~取締役アドバイザー、現在にいたる)
1995 阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワーク結成、世話人(現在にいたる)
1999 兵庫県立淡路景観園芸学校 アーバンプランニング担当兼任教員
   (現在は、兵庫県立大学緑環境景観マネージメント研究科特任教授、現在にいたる)
2002 阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター上級研究員(~2010、現在客員研究員)
2003 神戸山手大学 現代社会学部環境文化学科 教授(現在にいたる)
その他、現在 NPO法人神戸まちづくり研究所 理事長
       NPO法人日本都市計画家協会 理事・関西支部長
       神戸芸術工科大学環境・建築デザイン学科 非常勤講師
       芦屋市景観審議会 委員/景観アドバイザー会議 座長
       公益信託神戸まちづくり六甲アイランド基金 運営委員
       TeLL-Net(世界災害語り継ぎネットワーク) 事務局長

【受賞】
1996 兵庫県さわやかまちづくり賞、神戸市景観ポイント賞特別賞、 ロドニ-賞
1999 日本建築士会連合会業績賞、第1回関西まちづくり賞(日本都市計画学会関西支部)
2004 21世紀のまちづくり賞(兵庫地域政策研究機構)
2005 兵庫県功労者表彰(震災復興)、復興まちづくり支援活動賞(兵庫県建築関係団体震災10周年事業共同開催委員会)

【編著】「世界の街並み」編集協力/1975、「兵庫の町並み'85」編著/1985
「きんもくせい」編集/1995~2007、「復興市民まちづくり」編集/1995~1997

【業務】
1969 神戸港ポートアイランド利用計画・基本設計(~70)
1974 神戸市コミュニティ再開発計画、環境カルテ作成
1984 神戸駅周辺地区(ハーバーランド)整備計画(~92)
1986 六甲アイランドCITY開発事業全体計画・景観形成協力(~92)
1994 神戸東部新都心(HAT神戸)計画
1995 神戸震災復興緊急事業計画調査
1999 神戸市コンパクトシティ構想
2000 神戸市震災復興総括・検証
2005 兵庫県震災復興10年総括検証・提言

■会費:会場費や資料代など、社会人2000円、学生無料。研究会後にゲストを囲んで、懇親会を行います。(会費約3000円、学生1000円、23時ころまで)誰でも参加できます。
また、当日の出席者の簡単な名簿をつくって配布します。安心して参加していただくためのものです。ご了解ください。

■申込期限:7月19日(火)まで
■申し込み先:篠田卓馬l09034ts@edogawa-u.ac.jp(江戸川大学社会学部ライフデザイン学科3年)
LD研究会のブログは、http://ameblo.jp/ldken/
LD研究会グループのページ http://groups.google.com/group/local-design



※これからのLD研究会です。
第91回9月29日(木)山下馨さん 山下馨建築アトリエ NPO粋なまちづくり倶楽部事務局長
第92回10月20日(木)中村雅美さん 江戸川大学社会学部教授

鈴木輝隆