今回はシー・エー・ピー代表取締役社長の山下隆司さんをゲストに迎え、「ローカルメディア―地域と雑誌―地域雑誌の30年」というテーマでお話をしていただいた。
山下さんは大学卒業後、会社勤務を経て、富山県にUターンし、タウン誌の出版から地域活性化イベントへの参画や地域連携の促進まで幅広く手がけている。
「地方に情報などあるのか」と友人や地元の人に言われながらのスタートだったが、本当に届く情報を書きたいと思い、自身が楽しみながらその地域について詳しく知るために地元の若い人たちと様々なイベントなどをした。なかなか読者と顔を合わせる機会はないので、このような貴重な体験をしてそのニュアンスを伝える、そうして極上のものを作り上げ成功してきた。
富山市中心地の活性化にも力を入れ、富山で有名な薬を基盤とした観光、グリーンツーリズム的な歩けるまちにする、という企画も考えている。
現在はインターネット時代になり、人々の情報に対する考え方や受け取り方も変化してきたが、タウン情報誌などのメディアはその地域の活性化の提案ができればいいと山下さんは考えている。
私は今までタウン誌を読むことは少なかったが、今回山下さんの「本当に届く情報を書きたい」という考え方には尊敬させられた。メディアと地域が提携してまちづくりができれば、それによりその地域に愛着が湧くなど互いに得られるものも多いはずなので、山下さんのような考えの人が増えて様々な地域の活性化が進むといいと思った。
江戸川大学ライフデザイン学科2年 西川 真世