下河辺淳さんを囲む会2007実行委員会
シンポジウムのご案内
■テーマ
下河辺淳さんを囲む会2007
「あれから10年、1000人のまちづくり思想と禅問答。」
■日 時:2007年3月17日(土)午後から
■場 所:早稲田大学理工学部55号館大会議室
■会 費:資料費(DVD含む)2000円・懇親会費 3000円
■定 員:300名(要申し込み)
■申し込み:下河辺淳さんを囲む会2007実行委員会 担当:遊佐
FAX 03-5286-3289
E-mail shimokobe2007@yahoo.co.jp
■経緯
10年前に、早稲田大学で、下河辺淳さんを囲んで「地域から国を考える」を行いました。その後、「日本上流文化圏会議」と銘打ち、山梨県早川町、宮崎県五ヶ瀬町、北海道ニセコ町、静岡県本川根町を会場に全国のまちづくりに関わるひとびとが集い、列島各地に大きな波及効果を及ぼしました。
とくに、第一回目の「日本上流文化圏会議」におけるメインイベントは封印談義と称するもので、10年後に封印を解くという申し合わせで、下河辺淳さんを中心にオフレコの話をしようという企画でした。
その封印談義から10年の歳月が経ち、いよいよ封印が解かれる日が来ました。幸いなことに、下河辺淳さんはもとより、参加者のほとんどのみなさんが元気に現在もまちづくりに活躍されており、10年後の再会を待ちわびる声が多数届き、これに応えるかたちで有志が企画しました。
■趣旨
あれから10年。日本は未だかつて経験のしたことない状況にあります。人口減少がはじまり、2007年問題といわれる人口構造の変化がおこり、市町村合併などによる社会構造の大転換がおきました。このような社会変動は、あなたの地域にも少なからず影響を与え、まちづくり活動にも影響を与えてきたのではないでしょうか?そして、その先行きを案じつつ日々模索をつづけているのではないでしょうか?
この会は、下河辺淳さんと10年を振り返りつつ、さらには1000年に及ぶ過去へも思いを巡らせ、もう一度、地域の視線から国のあり様を考え、私たちの未来の姿をイメージし、そして自らの立ち位置を再確認する、そんな機会にしたいと思います。10年前にはあまり
普及していなかった、インターネットを活用して、全国津々浦々から1000人のまちづくり思想を集め、下河辺淳さんに問う、禅問答のはじまりです。
■下河辺淳さん略歴
1923年 東京都出まれ
1947年 東京大学卒業、工学博士
戦災復興院技術研究所、経済審議庁、建設省を経て、
経済企画庁総合開発局長、国土庁計画・調整局長を歴任
1977年 国土事務次官に就任
1979年 総合研究開発機構(NIRA)理事長に就任
1992年 東京海上研究所理事長に就任
1996年 日本上流文化圏研究所理事長に就任
2001年 東京海上研究所研究顧問に就任
2003年 下河辺研究室、(有)青い海会長に就任、現在に至る。
■プログラム
総合司会 益田祐美子(主婦兼映画プロデューサー)
13:30~ はじめに 後藤春彦(早稲田大学教授)
13:40~ 第1部 「鈴木印」の元気なまち 鈴木輝隆(江戸川大学教授)
島根県海士町、長野県長野市松代町、北海道東川町、岩手県花巻市東和町、鈴木輝隆が今一番注目するまちづくりの生セッション。ここ10年で、まちづくりには何が起っているのか??
コメンテーター 藤井経三郎((株)RIVアソシエーツ代表取締役)
15:10~ 第2部 下河辺淳さんと禅問答
山崎義人(神戸大COE研究員)+鞍打大輔(日本上流文化圏研究所主任研究員)
下河辺さんとともに日本の過去の政策の考え方の根本や背景を踏まえつつ、現在の日本や地域の課題、そして未来の姿をイメージする。
セッション1:あれから10年を振り返る。(早稲田大学/江戸川大学学生諸氏)
セッション2:1000人のまちづくり思想と禅問答
セッション3:1000年の地域づくりを下河辺淳が語る
(懇談/ミニコンサート1)
17:10~ 第3部 懇談会とオープン・マイク 田口太郎(新潟工科大学助教授)
山梨県早川町、宮崎県五ヶ瀬町、北海道ニセコ町、静岡県本川根町など、全国からの参加者みなさんが一言ずつ、お国自慢や感想などを自由に発表。
主催
下河辺淳さんを囲む会2007実行委員会
協力
早稲田大学後藤春彦研究室、江戸川大学鈴木輝隆研究室、日本上流文化圏研究所
問い合わせ先
早稲田大学後藤春彦研究室(担当:遊佐)
TEL & FAX 03-5286-3289
E-mail shimokobe2007@yahoo.co.jp
URL http://www.waseda.jp/sem-goto/shimokobe/