今回はFacebookページ (#LDCLAtelierEms )で、
毎回ご紹介している禅語を掲載している中で、
書ききれなかった内容を掲載いたします。
今年も節分の季節がやってきました。
この季節になると思い出す禅語が「不識」(ふしき)です。
学生茶道で活動していた頃、道具に
自分なりの季節感や禅語を盛り込んで銘を付け、
主客の問答に盛り込むことを、師から指導されていました。
茶室での、おもてなしのコミュニケーションを学ぶということです。
茶杓(抹茶をすくう竹の匙)に、「鬼やらい」(追儺、節分の行事)、
赤楽茶碗に「不識」とつけました。
当時はまだまだ知識も浅く、赤=達磨さんという発想からでしたが、
褒めていただいた思い出があります。
実際に、達磨さんに形の似た不識水指(差し水のための水入れ)、
不識形というものがあることも、この時に教えていただきました。
そうやって感覚を磨き、知識を積み上げても
まだまだ知らない事ばかり…だから、楽しいのかもしれません。
不識(ふしき)・・・・識らない。「知らない」ではなく、認識として「しらない。」の意味。
茶席にこの文字がかけられた時に感じることは、自己認識、
自分自身を「どれほど知っているのか」という問いと、捉えます。
【「あなたは何者なのか?」と聞かれ「不識」と答えた達磨大師と武帝の逸話から。】
「あなたは何者なのか?」と聞かれ、
本質を即座に答えることができるのか?
自分自身のことって、どのくらいわかっているものなのでしょうか?
国籍、学歴、仕事、実績、趣味・・・・・さまざまなことが思い当るでしょう。
でも、それって本当に「私は何者か」を言い当てているのでしょうか?
ただの自己紹介にしか過ぎないのでは?
実体の見えないものを人に説明するのって難しい!
でも、大切な人にもっともっと理解してほしい!
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