孤独死は高齢者だけの問題ではない | ~孤独死ケアセンター~ NPO法人 LDCソリューション

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当法人は、「孤独死ケアセンター」として、孤独死予防、防止のサービスを行っております。
ブログでは、当法人のサービスのご紹介や、「孤独死」の実態、防止につながる情報などを配信します。

今回は20代~40代の自殺についてクローズアップしていきたいと思います。

第一生命が2007年10月~11月に行った調査では、全国の30~69歳までの男女800人の8割が孤独死を身近な問題と捉えているようです。(http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/news/news0805.pdf )

警視庁の統計では、昨年2012年の20代の自殺者は1997年に比べ、9.2人増、30代は4.7人増、40代は4.0人増と増加傾向にあり、内閣府でも「着実に対策が進んでいると言えるが、若年層は予断を許さない」コメントしております。(http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_tyosa-jikenjisatsu )

なお、高齢者の自殺者数も毎年の自殺者約3万人のうちの3割、約1万人にのぼります。
こうした事から20年後には毎年10万人が孤独死するのでは...と警鐘が鳴られてています。

自殺の動機理由に関しては、最も多いのが「健康問題」となっており、次いで「経済・生活」、「家庭問題」、
「勤務問題」と続いています。
最も多い動機理由に挙がっている「健康問題」については近年、20代、30代で急増している「うつ病」(抑うつ症状)が大きく原因しているのではないだろうかと私は思います。
皆さんも耳にすることが多い「うつ病」ですが、抑うつ症状とは、


・頭痛
・頭の重さ
・肩凝り
・めまい
・胃痛
・胃の重さ
・下痢や便秘
・手足のしびれ感
・心悸亢進
・胸苦しさ
・疲れやすさ
歯茎の腫れ


などになります。

また、「うつ病」になりやすい人の特徴としては、頑固、几帳面、完璧主義、まじめと言った性格の人に多いようです。
「うつ病」には、自身を取り巻く以下のような環境も大きく影響します。


・配偶者の死
・離婚
・リストラ
・生活環境の急な変化(退職、引越し、転職など)
・重いローン
・病気


さらに、「うつ病」病発症の危険因子としては以下のような事があげられます。


・女性(男性の約2倍の頻度)
・金銭面での困難
・別居、離婚
・子供の時にトラウマを経験
・都会暮らし
・慢性的な身体疾患
・頼りになる友人がいない
・慢性的なストレス状態


現在「うつ病」の患者数は約100万人と言われています。
もちろん、この人数は医療機関で治療を受けている方の人数ですので、病院も行けず、誰にも相談できず苦しんでいる潜在的「うつ病」の方は更に多いでしょう。
こうした潜在的「うつ病」の方が自殺と言う道を選択してしまっているのではないかと思います。
また、平成22年の国税調査では、15歳以上の総人口のうち未婚者数は男性16,639,477人,女姓13,090,455人のうち25歳から39歳までの単独世帯の方は全国で男性12,895,096人、女性15,718,884人といるようです。

このうち、一人暮らしの男性に特に「うつ」に陥る可能性が高いと言われています。
また、女性は男性に比べ、ストレスを抱えやすいと言う風にも言われています。
単独世帯の方に前述の潜在的「うつ病」の方も多いのではないかと思います。
「うつ病」になりやすい人の特徴でも書いたとおり、仮に自分が「うつ病」であったとしても、うつ病と認めたくない頑固さから病院へ行かず、また親、友達に心配をかけまいと相談することもできず、まじめ性格な故仕事も休まず働き詰めとなる・・・こう言った負の連鎖から判断力が低下し、自殺につながるケースもありえると思います。


こうした負の連鎖に気づいた時、あなたならどうしますか。
恐らく「うつ病」が進行してしまっている状態だと、正しい判断、答えが中々見出せないはずです。
また、身近な存在にも相談しずらいかも知れません。
もし、身近に相談できる人がない、相談しずらいと感じたら、私たちにご相談ください。
明日の笑顔を取り戻す第一歩を踏み出しましょう。