ちょっと毛色を変えて、2年間務めたPTA会長にまつわる話を少しずつ書いていこうかな、と思う
「PTA役員なんて、自分には関係ない」——そう思っていた
「PTA役員」
この言葉を聞いて、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。
面倒くさそう。
大変そう。
できれば関わりたくない——。
おそらく、多くの人がそんな印象を持つのではないかと思う。
少なくとも、当時の自分はそうだった。
PTA役員なんて、自分とはまるで別世界の話。
誰か“すごい人”がやるものだと思っていた。
そんな自分に、突然やってきた「お誘い」
——2022年2月。
年度の切り替わりが近づいていた頃のことだった。
下の子と同学年の保護者の方から、こんな声をかけられた。
「一緒にPTAのお手伝い、しませんか?」
ちなみに、その方とは上の子も同学年。
顔見知りではあったが、まさかそんな話になるとは思ってもいなかった。
さらに同じ時期、お向かいの方からも、
「来年、PTAやりませんか?」
と声をかけられた。
ただ、この時の自分は、PTAというものをかなり軽く考えていた。
学校行事の時に少し手伝ったり、
年に数回、何か役割が回ってきたり。
その程度のものだろう、と。
「ありがとうございます」の意味が分からなかった
年に数回当番で回ってくる、横断歩道での旗当番。
子供たちが安全に登校できるよう、朝に立つあの当番だ。
ある日、一緒に立っていた保護者の方から、こんな言葉をかけられた。
「PTAを引き受けてくれて、ありがとうございます」
その時の自分は、正直少し戸惑った。
“ちょっと手伝うだけ”のつもりだったからだ。
なぜ、そこまで感謝されるんだろう。
大げさじゃないかな。
そんなことを思っていた。
でも——その考えは、完全に間違っていた
自分の認識が、大きくズレていた。
それを思い知ることになる。
初めて、PTAの集まりに参加した日のことだった。