心のハードルを倒したら、英語はもっと楽に話せる!
あなたの心のハードルをどんどん倒す英会話インストラクター石川ジェインちはるです。

英会話でレッスンにいらっしゃる方が突き当たる壁の一つが
ズバリこれです。

単語や表現が覚えられない。えーん汗


本当に、これって辛いですよね。

やる気満々だったのに、思い出せない。


実は私もしょっちゅうです。


ただ、これは私の場合ですが、一発で覚えられる方法があります。

何かのお役に立てば嬉しいですが

それは


経験と共に覚える


という方法です。


いやいや、だから覚えようとして

読んだり書いたりしてるじゃん!


そんなツッコミが聞こえてきますが、

それでは一つ質問してもいいでしょうか?


読んだり、書いたりしているとき

貴方は文字を覚えようとしていますか?

経験をイメージしていますか?


私が何回やっても全然覚えられなかった単語を

一瞬で覚えた話をお伝えしますね。


Itineraryという言葉があります。

TOEICの勉強をしているときに出てきて、

どうしても覚えられない単語でした。


旅行の予定、つまり「旅程」という言葉です。

TOEICの学習ソフトで、何度やってもどうしても覚えられず

もう嫌いな単語になっていたのです。


「こんな使うか使わないかわからない単語、覚えてなんの意味があるの⁉️」

と、正直半分キレてました。


それがある日、「24」という海外ドラマを見ていたら

「大統領候補の移動予定はどうなってるんだ?」

という表現で、出てきたんです!Itinerary。


もう一瞬で頭に染み込みました。

「いや、本当に使うんだね〜!」と。

しかも、こういう風に、こういう場面で使うんだ!


勘のいい方はもうピンときましたね。


そうなんです。

文字で覚えようとしても、頭には入らないのです。

このタイミング、

この状況、

この流れでこう使う。


こういった、具体的な経験と一緒に覚えれば

すぐに体に染み込みます。


単語や表現を覚えるのは、

知識としてファイリングするように覚えるのではありません。


経験として、自分の体に染み込むから覚えられるのです。


「え?だって、いつもその単語の状況になる訳じゃないよね?」


そうですよね。大災害(disaster)なんて、自分の身に起こることは滅多にありません…


あれ?

本当ですか?


電車を降りたら雨が降っていて、

買ったばかりのお気に入りの靴がびしょびしょ…えーん


これは大災害!


会議でプレゼンしようとしたら

資料のファイルが見当たらない

もしくは資料のファイルを開いたら

中身が違っていた…


これなんて考えただけで震え上がる大災害ですよねガーン


後でこのことを人に話すとき、It was a disaster!

って言えます。

言葉そのものだけでなく、それを使う状況や

実際にそれを体験しているような想像をしながら覚えるから

すっと入ってきますし、忘れません。


どうしても覚えたい言葉があったら、


自分ならどんなときに使うか


ということをなるべく具体的にイメージして

声に出して、相手がいると思って発話して下さい。


そして、あれもこれもいっぺんに覚えるのではなく

必要なものを何度も繰り返して練習して下さい。

この繰り返しも機械的に繰り返すだけではダメです。


何度もイメージして

こんなときにこう言うというシミュレーションをします。

さらに、忘れた頃にもう一回やってみると言うのが大切です。


どうでしょう?

どうしても覚えたいときにはぜひやってみて下さい。


言葉は体に染み込ませて初めて、使えるようになります。

体に染み込ませると言うのは、


書けるようになるとか

機械的に暗記するのとは違います。


経験と一緒に覚えることが大切なのです。


私は映画でもドラマでも

入り込んで見てしまうタイプなので(よく映画を見ていて、アクションシーンで体が動いちゃう人)

海外ドラマなどを見ながら言葉や表現を覚えてます。


海外ドラマの効果的な使い方もありますが、

それはまた次の機会に。


Have a nice day!