最近あまり聞かなくなりましたが、一時期一世風靡した聞き流すだけの学習教材。
最近はほとんど耳にすることがなくなりました。(ラジオばかり聴いておりますのですみません)
ラジオCMを聴いていて、
「あ〜上手なこと言ってるな〜。でもこれ、嘘だね。」
そう思っておりました。
確かに聞くことはとっても大切です。
でも、それは意味を分かって聞くことがとっても大切なのです。
これは色々言いたいことがあるのですが、それはまた後日…
もし、貴方が
「英語を話せるようになりたい!」と思っているなら、
一番大切なのは
「覚えたフレーズを使う。」
ということです。
言葉は体験を通してしか、自分のものになりません。
冒頭のコマーシャルの話に戻りますが、
「これはうまいこと言ってるな!」と感心したのは
「赤ちゃんは言葉を習いませんよね。」というワンフレーズ。
そうですよね。
この言葉通りに捉えると、赤ちゃんは何もせずに自然に言葉を習得したように思いますよね。
みなさん、ちょっと冷静になって下さい。
赤ちゃんとお母さんやお父さんは、一方的に話すだけですか?
最初はそうですよね。
親になったばかりの2人を始めとして、出会うすべての人が赤ちゃんに話しかけます。
確かに赤ちゃんはそれを聴いています。
でも、赤ちゃんの喋り出しを思い出して下さい。
最初ははっきりしない言葉で発声して、
みんな喜びますよね。
可愛いですもの。
だから、もっと話しかけますよね。
赤ちゃんはそれに興味を示すともっと大きな声を出してはしゃいだりしますよね。
そのうちに欲しいものが出てくると、なんとかそれを伝えようとしますよね。
そうなんです。
赤ちゃんは自分から学ぼうとしているのです。
自分が発した言葉をどう受け止められたか、
それに対してどういう反応が返ってきたのか
赤ちゃんは毎日試します。
そしてその中で最適な状態になったものを「言葉」という道具として獲得して行きます。
聞き流すだけではありません。
赤ちゃんが話せるようになるのは、
必要なものを手に入れようとして
そこにたどり着ける「言葉」を何度も発して、反応を見て覚えてゆくのです。
だから、
TOEICで990点満点を取ったのに、ろくろく話せない人もいるのです。
だって、みなさんがよく聞くTOEICには
TOEIC Listening & Reading Testときちんと正式名がついています。
これはマークシートのテストですから、話すというのは別の技術です。
( ちなみにTOEICにはちゃんとSpeaking & Writing というテストもあります)
実は、会話そのものは元々アウトプットの行為だということに気づいていない人がとても多いのです。
みなさんは毎日何時間くらい日本語を話しますか?
そして何時間くらい英語を話しますか?
日本語と同じくらい英語を話す時間があれば、
きっと英語のおしゃべりは全く問題がないのかもしれません。
でも、一日1分も英語でコミュニケーションしていなければ
それは赤ちゃんよりも話していないということですよね。
言葉として英語を使ってコミュニケーションをする。
それが英会話上達への1番の近道です。
近道といっても、王道もありますし、裏道もあります。
…それはこれから少しずつご紹介して行きますね
LifeCreator‘sStudioは皆様のレベルに合わせて、
◉どうしたら「英会話」ができるようになるのか
◉「英会話」をするために必要な技術
をお伝えしています。
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