こんにちは！
個別指導塾「エルクレードル」八千代緑が丘校のイッセーです！
さて、本日は『成績を上げたい人へ』ということで
少し話をさせていただきます。
「成績を良くしたいがどれくらい勉強をしたらいいでしょうか？」という声を
耳にする事があります。
その都度、子供たちに聞く事は
■何点取りたいのか（目標）
■どのくらいやれば成績が上がりそうか（行動）
■どのくらい勉強が出来るのか（時間確保・把握）
ということです。
まず、
■何点取りたいのか
やはり目標がある程度無いと成績は上がりません。
数字目標は行動目標を決める上でもとても重要ですので
最初に「テストで何点取る」という目標を決めていただきます。
子供たちだけに決めさせては変な数字目標になる事もあるので
「通知表でいくつ取りたいのか、そのためには何点は取らないといけない」などと
目標を『何となく前回より高く…』ではなく
『なんのために何点を取る』という目標をきちんと決めていただきます。
その上で行動にうつりましょう！
■どのくらいやれば成績が上がりそうか
これを聞くと大体みんな
「毎日やればいい！」と言います。笑
そうなのです！毎日やればいいんですよ！
それを分かってて部活動やお家の手伝いでなかなか時間確保が難しい…
だからこそ普段からコツコツやる事が大事なのです。
（1日1時間やるだけでも大きな成長を遂げられます）
テスト前にだけバタバタと勉強のタイムスケジュールを組む子どもたちもいますが
（テスト前のみ勉強をする子）
私はそのタイムスケジュールは・・・ほぼ何の意味も果たさないと考えております。
テスト前のタイムスケジュールは
日頃から勉強をしている人たちが作るという事には意味があります。
何が違うのかというと
普段から勉強を時間を決めてやっている子は
テスト前、テスト直前に何にどれだけの時間が必要かなどがおよそ分かります。（それでも100％にはほど遠い）
普段から勉強をしてこなかった人、もしくは時間を決めて勉強をしてこなかった人は
テスト前にタイムスケジュールを組んだとしても
全教科均等に時間を割り振ったり、好きなものにのみ時間を多めに振ったり
良く分からないけど英語を1時間やると設定したりと、成績に繋がらない時間割が完成するのです。
それでは本当に時間がもったいないです。
そういった普段全然勉強をしていない子に対しては
時間をあまり定めず、
例えば、数学が出来る子であれば
『数学で出てくる言葉』と『今まで間違えてチェックを付けたところ』のみをテスト前に目で見て確認30分程度。
それ以外の時間をまずは可能性がある歴史に費やす。（歴史が得意な子を例にしてみました）
（まずは・・・というのは歴史が出来るようになるまで歴史に時間を使い、出来るようになれば次の教科ということです）
こういう事にはしたくなく、上記の例えは最終手段です！
もっと余裕をもって行動し、もっと余裕を持って点数を取れるようにしたい。
ですから
「成績を良くしたいがどれくらい勉強をしたらいいでしょうか？」
という質問がテスト前に来た際には
「どのくらいやれば成績が上がると思う？」
と聞き返します。
基本的に聞き返して考えさせることを我々はあえて行います。笑
「毎日頑張れば！」と返ってきたら
「毎日何にどれくらい時間を作るか、どういう風に時間を使うか」と更に聞き返し
最終的には上手い事誘導して頑張る決意をしてもらいます。笑
とはいえ、時間には限りがあるので・・・
↓
↓
↓
■どれくらい勉強ができるか
ということも聞きます。笑
目標を高く持ち、毎日3時間やる！と言っても
毎日本当にそれだけ勉強をする時間を確保できるのか、という問題もありますね。
そうなのです！
結局のところ本人にどれだけの時間があり、どれだけ出来るのかというところです。
ここで述べているどれだけ勉強ができるのかというのは
やる気があるなしではなく
どれだけの時間を確保する事が出来るのか、ということです。
やる気は勉強の点数に関係する・・・と思ってはいけません。
基本的に勉強の好きではない子の方が多いと思ってます。笑
その中でなぜ勉強をしないといけないかは下の記事をぜひ読んでください！
どれだけ勉強する時間を確保できるのか！
例えば
前回の数学と英語のテストが20点の子が
「次のテストの目標点を80点にしたい！」と言ったとしましょう。
60点アップは努力次第で全然可能な範囲ですが
努力はどうしても必要です。
普段の部活や家のお手伝いでどうしても時間確保が1日10分～30分しかないとすると
この数学と英語を次のテストで80点まで上げる事は難しいでしょう。
今まで毎日30分勉強を続けているのと
100点満点のテストで20点を取るようになってから毎日30分勉強を続けるのとでは
全然違います。
基本無しで応用問題は解けません。
毎回勉強トレーナーがついている状態で
不明点がその場で毎回聞ける状態での30分であれば効果が出てくると思いますが
その状態で自学30分を続けても効果は薄い事が多いです。
自学はとても大事であり、
自学が一番点数アップに繋がると私自身思っておりますが
点数によってはそうでない子もいます。
上の例の子のように
自学の時間を確保する事が出来ないと
目標を変える、もしくは何かを削り時間を生むしかないのです。
その削る時間もないとなると目標を下げるしかありません。
そういった現状の自分の把握をすることが大事なのですよ。
把握した上で
再度目標を見直し、行動に移す！（←1人で把握して決めるのではなく、一緒に話し合って決めましょう！）
これが大事！
今日は以上！
少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
今後も保護者様や子供たちからよく質問へのアンサーをこちらに載せていきますね(^_^)/
いつも最後まで見ていただきありがとうございました！
ではまた！
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