こんにちは!

個別指導塾「エルクレードル」薬円台校の長島です。
(略称は「エルク」です)


今週は中3生受験生に向けて

『高校入試を成功させる会』 を行います!


その内容は、

 

【受験生向け出張版・超国語塾】

 

のようなものとなっています笑

 


およそ80分で、

・この夏からの受験勉強の進め方
・偏差値を上げるのに必要な勉強量
・勉強すると今後にどういう影響があるのか


といった内容や、




勉強すると

つまり

お金が稼げる。

という非常に現実的な話も最初にするつもりです。

 

親もあまり積極的にしたい話だとは思いませんし、こういう話をしてくれる大人って、子どものときにはほぼいないと思いますので。






というわけで、
大人になって裕福に暮らしたければ、勉強しなさい。


おわり。





・・・なわけないでしょう笑



教育が夢や理想を語らなくなったら、世も末ですよ笑
 

「頭が切れる」ということが我々の社会でいかに重要視され重用されるか、

 

ということは一応知っておくべき常識のひとつではありますので、まずそういう話からお伝えする、というだけのことです。

 

そして、もちろん

「勉強するのが結局コスパもタイパもいい」
なんていうことで生徒さんを焚きつけることを私はお話の最終目標としているわけでもありません。



確かにこの世の生き物の基本は、

「弱肉強食」

あるいはもう少し穏やかな視点で見れば

「ギブアンドテイク」

 

です。


動き回ることのできない植物は、甘い蜜を用意する代わりにアリやミツバチなどの虫たちに自分の花粉を運んでもらいます。


私たちも、買い物をするときに

「この商品には価格相応の価値があるかどうか」
 

と、確認していると思います。

 

「自分の労働に対するお給料」に関してもそう。


 

あるいは、誰かに何かをしてあげたときには、それ相応の見返りを期待しています。


このように人間社会の基本は、

ギブアンドテイクというルールによって整えられ支え合って循環しています。

 

 

ただし、

 

ギブアンドテイクには、より上位の考え方があります。

 

 

それが、

 

 

ギブアンドギブ。

 

 

ただ、与えることです。

 

 

ただ、与えるだけで喜び、何のお返しもほしがらないことです。

 

 

これは「自分の身を投げ打って他に尽くせ」という意味ではなく、

 

「ただひたすらに与えよ」という意味でもありません。

 

 

与えることには知恵が必要だからです。


人は食事をして必要なものを絶えず自身に取り込んでいかなくては生きていけないため、獲得することを喜ぶように作られています。

誰かから何かを与えられることを望むように設計されています。


子どもたちはプレゼントをもらうと喜びますね。

お菓子がもらえたら喜ぶ。おいしいから。

新しいおもちゃがもらえたら喜ぶ。楽しいから。


そうして何かを与えられて与えられて・・・

としているうちに、

 

「まだまだ。 もっともっと、ほしいんだ…!!」

 

 

と、与えられる側は、

それを『むさぼる』ようになっていきます。


「もっと、もっとだ…もっとよこせー!!」

(それだともう悪霊じみてますが笑)


決して与えることなく、

ほしがるばかりで

不満を常時垂れ流す人間のできあがりです。

 

 

そんな人ばかりになれば社会はめちゃくちゃです。

そして、他から与えられた幸せにはきりがないのです。

 

 

だから与える側には知恵が必要です。

よく物事を知り、よく考え、よく導く力が必要なのです。





「与えるばかりでは、自分が損をしてしまうじゃないか!?」


そうですね。

 

そうかもしれません。

 

 

ギブアンドテイクに基づいた考え方をいつもしていると、

 

『与えられる対価以上にしてあげたら、損をしてしまう』

 

 

と、

 

そう思うことに慣れてしまいます。

 


でも、そうじゃないんですよ。

 

 

それは、

 

自分には何がもらえるの?返ってくるの?

 

と、外側にばかり目を向けているからそう思うのです。

 

 

ジッと自分の内面に目を向けてみると、


 

必ずあります。

 

 

まだ小さいかもしれませんが、

与えることを喜ぶ心が。


だから、自分の喜びのために、誰かに与えることをする。

 

 

 

その与えることを、

 

より良く大きくするために、

 

勉強をするんです。





与えることをを仏教では、「布施」と言います。

布施とはお坊さんにお金を渡すことではなく、本来は「ただ与えること」を意味するのだそうです。
(子どもでもできる修行の初歩だそうです。 初歩にしては…難しすぎる気がしますが笑)


与えた代わりのなにも求めません。

ただ、与える。

自分のために。
自分がそうして気持ちが良いから与えるのであって、何の見返りもいらない。求めない。期待しない。



英語圏では、サンキューというお礼に対して

"My pleasure."
(いえ、私が喜んでやっているんです)

という返事がよく返ってきます。

 

これにも同じ理由や教えが根底にあります。



私は中学生の頃にこの言葉を度々聞いて、

 

 

「この人たちは、人助けをしてお礼の言葉も求めないのか…」

 

 

と、何度も何度も感動しました。

 


そして、なんて気持ちが良いのだろうと思いました。
(そして私は高校卒業後に海外の大学に進学しました笑)

 


 

 

つまり、
生物が本能でギブアンドテイクを基本に成り立つならば、


人間の知恵はきっとその本能を越えられるはずだ

 

というお話です。

 

 

私が思うに、結局人が幸せになるためには、

こういった方法だけが残るのだと思います。

 

 

そして、これは理解して終わる話でもありません。

喜ぶとは、感覚の話だからです。

 

考え続けながらも実際に行わないと、

これがどれほど気持ちを穏やかに満たすことなのかは、おわかりいただけないでしょう。

 

 


「ただ与える」ことのできる人には人が寄ってきます。


決して、一生、孤独になりません。


その在り方の心地よさが人を引き寄せるからです。




そしてただ与えることのできる人はまた、

受け取ることも上手なのです。

 

 

 

私自身もまだその途上にありますが、

 

私と私の生徒たちには、そういう気持ちの良い大人になってほしいと

 

そう思っています。

 

 

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