秋田民謡にも唄われる秋田の冬を報せる秋田の県魚・ハタハタを使ったフランス料理です。いわゆる秋田の地フレンチです。

ハタハタの揚げ物、帆立貝柱とハタハタのクネル、ハタハタの出汁とサフランのソース。敢えて「揚げ物」と表記したのは、あっさりしている白身魚のハタハタを活かすために、必要最小限の味付けにしているためです。白身魚にとっては、たとえ卵でも影響は大きく、クネルに卵白を少し加えるので、フレンチによくある卵たっぷりつけて揚げるのは、いささか疑問があったので今回は素揚げに近い程度の衣で揚げてます。この辺は和食に近いものがあります。