皆さんこんばんはm(__)m
セールスが嫌いな保険屋の大野です。
今回はまあまあ早い更新です。
前回の最後に『組織に属して一人がルール違反をすると、一人だけの責任で済まなくなることがあります。次回はその辺のことを書いてみます』と予告しました。そしたら、予言したような出来事“日大アメフト問題”が勃発しました。偶然ですけどね。TOKIOのことを書こうと思っていたんですが、日大アメフトとTOKIOについて少し考えたことを書いてみます。
まず、TOKIOの山口メンバーは同年代です。見てくれは違いますけど・・・
他のメンバーもほぼ同年代です。世間ではオジサンです。年齢を重ねても間違をします。ですが、年齢を重ねるごとに注意してくれる人は少なくなります。それは、会見でも山口メンバーが話しておりました。その通りだと思います。年齢だけでなく、社長などという肩書もつけば、誰からも何も言われなくなります。
一匹狼的に誰とも協力せず、すべて自分一人で活動しているなら何も言われず問題が発生しても、自分の身に降りかかるだけなので問題はないと思います。ですが、グループだったり、スポーツチームだったり、会社だったり、色々な人が集まって活動していると、一人の問題がその集まりにも及びます。今回の山口メンバーの事件がそうだと思います。TOKIO解散にはなりませんでしたが、グループへの影響は多大だと思います。
松岡君が言っていたことだと思いますが、山口メンバーは時々酒の匂いをさせて調子が悪かったり、円滑にロケが進まないこともあったそうです。そんなときに注意することもあったが、46歳の大人だしということで強く言いあったり、ぶつかることはしなかったそうです。タラ、レバの話になりますが、もっと強く言っていたり、注意していたら、この事件は起こらなかったかもしれません。と私は思っています。それは、タラ、レバの話なので分かりません。
次に日大のアメフト問題ですが、この件について監督やコーチに対して私が何か言うことはございません。この問題は見方を変えると、監督を社長、コーチを中間管理職、選手を従業員という図式に変換できるような気がします。そうすると、すごく身近な問題になります。どの会社でも起こりえると思いませんか?対岸の火事ではなくて身近な問題です。
例えば、昔あった食品偽装とか”ミートホープ”という会社を覚えていますか?社長が中間管理職に命令して、従業員が偽装を行う。似ていると思いませんか?
こじつけと言われればこじつけですがね。食品偽装問題は従業員が上司や社長に何も言えず、反抗して会社を辞めると生活ができないとか追い詰められて、冷静な判断ができなかった結果だと思います。ただ、社長に何か言えるという関係の会社は少ないと思います。それが現実だと思います。
最初に述べたTOKIO問題も見方を変えると、従業員どうし、例えば同じ部署の問題に変換できると思います。部署内でずっと働いているから変に気を使って、みて見ぬふりをすることないですか?長いこと一緒にいると、なあなあの関係になって問題が起きる。結果、部署内の問題ではなく会社全体の問題になり直接関係のない人まで嫌な思いをします。不幸な人が増えます。これも、対岸の火事ではなく、非常に身近な問題だと思います。
TOKIOも日大もルールを破ったのは一人です。様々な背景がありますが、結果的にルールを破ったのはどちらも一人です。ですが、不幸になった人、嫌な思いをした人は大勢います。会社でも同じです。ルールを破るのが一人だったとしても、結果、嫌な思いをするのは大勢になります。ですから、普段から言い合える関係を作るのが大事です。それは、社長に対してもルール違反はダメ、止めましょうと言える関係が大事だと思います。社員同士でも同じです。誰かがルール違反をしたら注意できる雰囲気が大事だと思います。これらができると、みんなハッピーでいられると思います。
注意しなかったり、言えなかったりするのは“自分のことだけを考えているからだ”というのが私の持論です。『自分が注意して何か言われるといや』とか『トラブルに巻き込まれたくない』とかは自分を中心に考えているものの考え方。一方、注意するのは、相手のことを思ったり、あるいは会社や仲間が嫌な思いをしないようにと他者を中心にするものの考え方。ではないかと私は考えています。反論もいっぱいあると思います。あくまで、一つの考え方、ものの見方です。
私は皆がハッピーでいられる会社を作りたいです。うちの会社は他の会社よりもルールが多いと思います。みんながハッピーでいられるようにと思ってたくさん作っています。ルールが多いと自由がないとか、がんじがらめで嫌とかいう意見もあると思います。ルールって書くと、皆さんはそれぞれのイメージのルール、それぞれが考えるルールを思い浮かべると思います。私と同じような考え方のルールを思い浮かべているのは何人いるのでしょうか?伝え方って非常に難しいのです。長くなりましたので、私の考えるルールについては次回ということで。
最後までお読みいただきありがとうございました。