皆さんこんにちは。

セールスが嫌いな保険屋の大野です。

 

今回はすごく早い更新です。

 

忘れないうちに自分の考えを記録しようと思いまして書きます。今回はすごく、すごく、すごく、すごく批判を受けるかもしれません。あえて書きます。

 

先ず『十人十色』と聞くと、どのようなものを連想しますか?

 

辞書を引くと『考え・好み・性質などが、人によってそれぞれに異なること』という解説が多いと思います。私自身も『十人いたら考え方はそれぞれ違いますよ』ということだと解釈しています

 

次にもう一つ質問です。

『私ことセールスが嫌いな保険屋は“おかしい人”でしょうか?』

これは、賛否色々あってほしいところです。

なぜ、この質問かというと・・・・・

 

 

 

連日のように日大のアメフト部問題が報道されていますね。国も動き出すとか・・・・・

 

この問題って、連日各メディアが取り上げるような事件なのでしょうか?

 

なぜ、この問題だけが大々的に取り上げられるのでしょうか?

 

感情抜きにして、少し整理します。

事実は『日大のアメフト部の選手が、危険なタックルをして関学の選手にけがをさせた』です。

 

『監督がタックルを指示した』が抜けていると言われるかもしれませんが、意見が食い違っていて、私には判断できないので、事実は『日大のアメフト部の選手が、危険なタックルをして関学の選手にけがをさせた』であると整理します。

 

この問題で、選手と監督・コーチが別々に会見しました。会見の見解は、どのメディアもほぼ同じす。そして、専門家や経験者などが同じような見解をしめして、報道の正当性を強く主張しているように見えます。メディアだけでなく、世論がほぼ同じ見解で、違う意見が言いにくくなっています。

 

もしかしたら、監督は指示していなくて、真意がうまく伝わらなかっただけ。選手は指示に対して、本来の意味と違ったとらえ方をしてしまった。そのような不幸な事故という考え方だって、できませんかね。

 

このような『監督が指示した』と違った意見や見解、考え方を言うと、たぶんですが、総攻撃を食らうと思います。メディア、世論、国すべてが同じ意見で、それ以外を排除しようとしている。大袈裟ですが、そのように感じます。

 

『QBをつぶせ』という指示が問題になっています。これは昔からよく使われていた言葉であると、経験者などが言っていました。

 

監督の会見で『他の学校とかでも使っているのではないですか?』と言っていることからも日常的に使われていたことがわかりませんかね。ですが『ケガさせろ』というとらえ方だけです。

 

『追い詰められていた』という選手の言葉は、パワハラ的なとらえ方だけです。もし、パワハラ横行、昔の体育会気質だったら、選手110人も維持できるでしょうか?大学日本一になれるのでしょうか?ほかの選手はどうして指示されなかったのでしょうか?

 

事件の何日か前に、練習や試合から外された等々が、追い詰められた原因になっています。このような大所帯のチームではではよくあることでないかと思います。また、これだけで追い込まれる選手が日本代表になれますかね?だったら、追い込まれた原因は違うのでは?となりませんかね?

 

想像の話をします。

パワハラではなく、違う理由があってアメフトやめたい場合。例えば、思い浮かびませんが、辞めたくなったとしましょう。日本代表までなる選手です。監督もチームも協会とかも、簡単にやめさせてくれないでしょう。それであのような行為をしたら辞められる。と考えてタックルした。

 

そしたら、問題が大きくなりすぎてしまった。もう会見するところまで追い込まれた。20歳の青年です、間違いだってあると思います。

 

選手は監督・コーチを、監督・コーチは選手を、“悪い”とは言っていません。お互いにかばいあっているように見えます。だったら、真意がうまく伝わらなかっただけ。選手は指示に対して本来の意味と違ったとらえ方をしてしまっただけ。と思えませんかね、私だけですかね・・・

 

このような話をしても、資料や取材結果が色々出されていますから、それらから推測すると『監督が指示した』になります。

 

資料等はウソではないと思います。ただ、部分、部分をつないで放映されています。そして、製作者の感情がテロップで付加されたりします。事件とは関係ないテロップです。

 

例えば、マスコミが集まってきて進路がふさがれた際に、コーチが『どいてください』といっている映像が流れていました。

 

その時にでたテロップが『関西弁で進路を開けさせた』です。関西弁は関係ないですよね。ですが、なんとなくガラが悪く感じます。言わせる状態を作ったのは取材陣です。

 

街頭インタビュー、街の人も皆同じ意見ばかりです。やらせではないと思いますが、そろいすぎている気はします。

 

歩いている時に近づいてきて横に張り付かれたら『邪魔だ、鬱陶しい、しつこい、居なくなってほしい』となります。その状況を作り出し、世間向けの答えを引き出している。

 

そうやって集めた資料やインタビューをつないでいます。まるで映画を作っているみたいです。

 

映画は様々なシーンをバラバラに撮影します。順番に時系列に撮影しません。ちょっとずつシーンを撮って、最後に撮ったものをつないで物語を作ります。どのようにつなぐかというと、シナリオに基づいてつなぎます。バラバラのシーンは単体では見てもわかりません。しかし、シーンをつなぐと不思議なことに物語になります。つなぎ方を変えると違った印象の物語になります。

 

今回の報道は、『監督・コーチが選手にルール違反をさせて、相手選手にケガをさせた』というシナリオを基に作られた物語のようにみえます。

 

そして、その物語を競い合っているように見えます。だんだん演出が過激になっています。それも、世論を巻き込んで過激になっています。すごく危険だと思いませんか?

  

マスコミが騒ぎ、興味本位で盛り上がります。世間は面白がる。身近な事件だからみんな面白がります。加計学園より面白いです。結果として視聴率が上がります。週刊誌が売れます。スポーツ新聞が売れます等々。

 

ビジネスのために盛り上げた?

 

あるいは、この問題はダミーで何かを隠すために世論操作をした。飛躍しすぎますが、そのようにも考えられませんか?

 

私は大阪芸術大学 芸術学部 放送学科卒業です。卒論のテーマは『言論操作の危険性~スポーツヒーローで売るマスコミビジネス~』でした。だから、操作しているような報道は気になるのかもしれません。ヒーローが生まれるとビジネスになります。そのヒーローをマスコミは作り出すことが出来ます。というような内容でした。

 

この事件はヒーローを作り出しました。タックルした選手です。本来なら、批判を浴びるべきです。それが一転、顔を出して20歳の青年が矢面に立って堂々と会見をした。そんなヒーローを作り出してしまいました。そのヒーローを強固なものにするのが、悪い大人です。圧力をかけて指示したのです。

 

選手は、悪い大人の下で悪徳タックルをせざるを得なかった。結果、どん底に落ちました。ですが、そこから自分の足で立ち上がって矢面に立つ。自分の非を認めて歩き出す。です。

 

私はそんなことも考えました。そんな考え方は一般的ではありません。だから、私はおかしいでしょうか?という2番目の質問をしました。

 

私は、決して選手を非難しているわけではありません。選手に対して何か言うつもりもありません。ジャッジをするつもりもありません。それを利用しているマスコミに懸念を抱いているだけです。

 

もう一度確認します。事実は『日大のアメフト部の選手が危険なタックルをして関学の選手にけがをさせた』だけなのです。

 

この事件で真実を知っているのは本人のみです。それ以外は、憶測と推測でしかありません。この問題は当事者が話し合いをして解決すれば良くて、第三者がどうこう言う問題ではないのです。ジャッジもできないのです。

 

いま、日大アメフト部は危機的状況に陥っています。チーム解散、対抗戦や練習試合は中止になるかもしれません。悪いのが監督、コーチならチーム全体を処罰しなくてもいいのではないですか?指導した監督やコーチ陣だけ入れ替えればいいのではないですか?世間の対応に矛盾を感じる、無茶苦茶だと感じるのも私だけでしょうか?

 

そっとしておいてあげたいです。これ以上過熱して、悲劇が起こらなければと願っています。悲劇の対象は、今回のヒーロー、ダーク役、その他関係者たちです。いじめの図式に似ていませんかね。だからなおのこと、悲劇は起こってほしくないです。

 

今日言いたいのは、最初に質問した十人十色のように『意見や考え方は多数』あるはずなのに、なんでこの問題だけは『監督・コーチが指示して、選手にルール違反をさせた』という一つの考え方しか存在しないのか?ということです。

 

知らず知らずのうちに操作されるのが言論操作です。今は、情報化社会です。様々な情報を簡単に得られます。ですが、その情報を見極める力は、ほとんどの人が持ち合わせていないのではないでしょうか。もし、情報を鵜呑みにしていると・・・

 

マスコミは正しいものばかり報道するわけではないですよ。過去にねつ造、やらせ多々あったじゃないですか、だから見極める力は必要だと思います。見極めるための方策の一つは“疑問を持つ”だと思います。

 

うまくいえないですけど、近年のマスコミの報道をみると、自分たちが正義で、正義を掲げたら、正義が認められるまで徹底的に、そして執拗に報道しているように見えます。もし、この正義が間違っていたとしたら・・・

 

だから、様々な意見を出し合って議論したり、疑問をもつということが大事になると思います。いま、日本は危険な方向に向かっているのではないかなと思ったので書いてみました。たわごとですから聞き流してください。

 

長くなったのでこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。