レスリー・チャン(張國榮)の新作映画を撮影したい蔡明亮監督の希望。CGで合成撮影?
台湾の奇才 ツァイ・ミンリャン監督 レスリー・チャンを撮りたい[2007年04月01日(日) / 聨合報/葛大維]
独自の世界を撮り続ける蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)映画監督は、今後、何本の映画が撮れるかわからないと胸のうちを明かした。また、彼の生涯で一番の夢は張曼玉(マギー・チャン)に出演してもらい、今は亡き 張国栄(レスリー・チャン)と共演してもらうことだと語った。
監督は最新作「黒眼圏」をたずさえ、この一ヶ月近く90もの学校を訪ねた。自身も“黒眼圏”(クマ)をつくりながら、「まだ頑張る」とは言っていたが、ある映画館が監督の作品を一週間もしないうちに上映打ち切りにしたことに関しては怒りをあらわにし 「前売りチケットは1万枚以上売れたんだ。学生はちょうど試験期間だったんだから、支配人はもう少し上映期間を延長してくれればよかった。チケットは買ったのに映画がみれないなんて!」 と話した。
各地をまわり、自分の映画の宣伝に身を粉にしてきたツァイ監督は5年間もこうしてきたことに 「苦行僧のようだよ。本当に疲れた」 とコメント。 「時には、一人ひとりの手を引き映画館に案内し自分の映画を理解してもらう事に安らぎを感じることもある。だけど大半の人は私の映画の刺激的な部分だけを見たがって、芸術性を理解してくれない。本当に失望するよ」 ともらしていた。
また、ツァイ監督はある書店に行った時のエピソードを披露してくれた。監督がマイクを手に 「講義を始めるぞ」 と宣言したはいいが、集まったのは10人にも満たなかった。監督はマイクを下において講義を始めた。その後、ある若者に 「私の映画を見たことはあるかね」 と聞いたそうだ。その若者は「芸術的すぎて理解できなかった」 と言い、さらに監督が 「もしパリに行ったら、ルーブル美術館を訪れるかね」 と質問すると、彼は 「もちろん」 と答えた。そこで監督は 「ルーブルにあるのも芸術だ」 と言うと、彼は何も言わず去ってしまったそうだ。
世間の無理解に苦しみつつも、ツァイ監督はメガホンを放り出す気はない。
彼の願いはマギー・チャンと故レスリー・チャンの共演だ。 「ルーブルで二人の出会いを描きたい」 と熱く語る監督。 「昔、レスリーと仕事で東京に行った時、私が“我的心里只有イ尓、没有他”の曲が好きだと知ると、その場で歌ってくれた。彼もこの歌が気に入っていると言っていた。彼が歌うこの曲も映画で流したい」 と話していた。
最近はよく昔のことが思い出されると言う監督、この前は夜中に突然 ウッディ・アレンの「インテリア」が見たいと思ったそうだ。この映画は監督が学生だった頃に、教師であり、ドラマ「インターン」などの名作を作ってきた王小棣(ワン・シャオディ)監督が見るようにと勧めてくれた作品だ。ツァイ監督は 「学生の頃に学んだ多くのことは今も心の中で花火のように存在して、挫けそうになったとき、私に力を与えてくれるんだ。」 と語っていた。
ライブ台湾
http://www.livetaiwan.jp/news/newsc/news_page.php?act=270401001
現在のCG技術ならレスリー・チャン(張國榮)との共演もオチャノコさいさいですよ♪
監督、やる気です!やる気!笑
日本では買ってくるところもあるし、黒眼圏扱っているシネシティなら喜んで買いますよ~。