レスリー(張國榮)と蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督&三田村恭伸(きよのぶ)さん | レスリー・チャン(張國榮・張国栄・Leslie Cheung)スマイル

レスリー(張國榮)と蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督&三田村恭伸(きよのぶ)さん

2007年2月24日に新潟映画祭で行われた蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督「楽日」三田村恭伸(きよのぶ)さんのトークショーに行った グワシ!! さんから当日の感想をいただきました。

レスリーのことを色々と話してくれたそうです。とても素敵な感想なのでアップしました。
レスリー・チャンが少しでも癒されていたのなら・・と思います・・・。


グワシ!! さんの感想です。↓

私は新潟映画祭に楽日をみにいきました。
ゲストの三田村さんはトークツアーのラストらしく通常とは違う内容で話したいといったことで、レスリーのことを延々と語りました。
最初はとある香港映画スターと話してましたがレスリーとわかりました。
楽日とレスリーとの公にはしなかったつながり。
名もない台湾映画とレスリーとの最後の最後の心の交流。

しかし、クランクインの日に命を絶ってしまった・・・。

私個人としてはこの監督は初めてですが、楽日はとっても良かったです。いい、悪いの映画ではないですね。美術品のような絵画を眺めていく映画ですね。

私はこの映画の全体の空気から、一番にレスリーを感じます。
あの舞台の映画館の客席にずっと座っているような気がしました。何年も何年も・・・


スタッフもキャストももちろん監督も、その当時のレスリーを心から支えていたみたいで、楽日の制作にはレスリーも名前を出したり、金銭的なことは全くぬきにして、一人の映画人として賛同していたみたいです。
電話が監督のもとに入って見学に来る話をしていた時には元気な声だったそうです。亡くなる数日前です。
何がこの映画にひかれたのか・・・この頃のレスリーの精神を癒すものがこの映画にあったみたいですね。

無くなるもの。失うもの。しかしその先に永遠のような希望がある。それが楽日だと思います。
映画が好きな青年レスリーが、秘かに完成を待つような気分でいたと思います。
そう思うと、先日みた楽日は、レスリーの意図を無意識に監督がキャッチして出来上がったような、人間的ではない、どこか霊的で精神的な映画のように思います。

多分、あの頃の精神状態のレスリーが一番癒される映画が楽日なんでしょうね。
人生最後に、マスコミには表明せずとも愛した映画なんでしょうね。結局、完成は見れなかった彼ですが・・・。

最期のレスリーは黄金の香港映画ではなく、あの地味な映画ではありますが、あの舞台の客席にずっと魂は生きていると思います。

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李康生(リー・カンション)と蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督からのレスリー・チャンの思い出話は過去記事を参照してください


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