レスリー(張國榮)と友人の張叔平(ウイリアム・チョン)「ブエノスアイレス(春光乍洩)」
・過去記事発掘・
写真集より
・Wallpaper 壁紙
壁紙の撮影。意味もなく撮ってるのではない。これは登場人物達の性格を象徴するイメージなのだ。レスリーの場合は、蓮の花の模様が描かれた壁紙。これには、カラフルで生き生きとしたイメージが託されている。黒っぽい模様はトニーの性格を暗示する。繰り返しが多く、閉鎖的でどこか無慈悲な感じがその性格を連想される。
*「ブエノスアイレス(春光乍洩)」では、壁紙は丁度ベットの半分がトニーのイメージ、半分がレスリーのイメージになっています。
どこまで張叔平(ウイリアム・チョン)が「ブエノスアイレス(春光乍洩)」の中の壁紙まで監督の想定で美術担当をして用意したのか?それとも上手い具合にホテルにあった壁紙を使ったのか?どっちでしょうか?
中国語のクリストファー・ドイル(杜可風)の写真集では「牆紙花紋」としか書いてないのです。
ところが、日本で出版した写真集の英語には「The floral lotus pattern 」と書いてあって、いつのまにか日本語でも「蓮の花の模様」になってしまっています。
「牆紙花紋」は、単なる「壁紙の花模様」だけでしょ?
写真と映画を見ても壁紙の花は「蓮の花」ではないと思うのです。
中国生活が長いクリストファー・ドイル(杜可風)も「蓮の花」がどういう形なのかは知っているわけで、他の花と間違えるとは思えません。だから、クリストファー・ドイル(杜可風)の中国語版では「牆紙花紋(壁紙の花模様)」と中国語では書いてあるだけだと思うのですけれど・・。
張叔平(ウイリアム・チョン)は、この花を「蓮の花」として壁紙に用意したのでしょうか?それとも上手い具合にホテルに貼ってあった壁紙を生かして撮影しただけなのでしょうか?
という回答のないコネタでした~。