着弾 その8 Gibson Les Paul CUSTOM 1982 | カズナブルの独り言

カズナブルの独り言

しがない中間管理職サラリーマン。 バイクでのJourney、Trekking、ギターとバスフィッシングこそ我が人生。 400X、Gibson、FENWICK、TOTO、NIGHTRANGER、 そして、P2、BOOWYと氷室京介なくしては語れない。

レスポールを探し求める旅の内の「ひとつ」が終着駅に辿り着きました。


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Gibson Les Paul CUSTOM 1982
メイプルネックでネックの厚みが薄いのが最大の特徴。

世間的には評判の悪いと言うか評価が低いと言うか、メイプルネックなんぞレスポールじゃないとか色々言われています。その通りでしょう。否定はしません。が、自分が求めるモノがここにあるのです。

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自分のレスポールの旅はいくつかあって、
・バースト1958、59、60と揃える事(リシューですよ)
・カスタムはオールマホとメイプルトップのモノを揃える事
・ゴールドトップのモノ
・54-56のシングルピックアップのモノ
・バースイヤーである1972年のカスタム、デラックス


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自分の好きなトーンはストラト系〜HSS、メイプルネック、エボニー指板でフロイドなんだろうなということ。(メサブギーやソルダーノといったハイゲインアンプでエフェクトバッチリ系:ルカサーのI'll be over youソロやブラッドギルスのソロのトーン、ヌーノベッテンコートのデカダンスダンスのリフ、ジョージリンチに関してはkiss of death リフ・ソロ両方)

でも、色々なギターを手に入れてわかったことは、レスポールが大好きな事。理由はよくわかりません。己の魂がそう叫んでいます。

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手が小さいのは自覚していながら、気にせずに弾いてみたが、数ある中で1番しっくりくるグリッピングはレスポールクラシックPP2000だったこと。

レスポールは色々あれど、自分のギターのルーツはカスタムタイプであり、青春の真っ只中で苦楽を共にしたことからカスタムにひとかたならぬ想いが自分の中にあるということ。そして、エボニー指板ならではのアタック感がフィールに向いているということ。

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そして、綺麗好き?神経質?だということに気づいたこと。購入価格を考えてしまうと、気軽に弾けない性分である事。

それは、手に取る時間をしっかりキッチリ確保しようと考えてしまい...要はしまう際にキッチリとフキフキする時間が必要...裏を返せば億劫になって休日で余裕があるときくらいしか弾かなくなっている自分がいる事。

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気兼ねなく普段使いが出来ること。
これが重要だということ。

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1957BlackBeauty、1968、1971-73の試奏、そして現行版LesPaulCUSTOM2014を手に入れて自分の中で確立したこと。

・数あるレスポールの中でオールマホである1957BBが他にはないトーンを持っている
・バースイヤー(1972)期で、ネック形状が自分好みの70年代のパンケーキ期

・自分の好きなトーンはメイプルネックであることからの75-82のメイプルネック期、かつ、ネックがレスポールカスタム史上、最も薄いネックと言われている事

これが自分の中でカスタム3種の神器という結論に至りました。

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こんな流れがこの半年位であって、そんな中で出逢い別れが急展開で進みつつ、またここに新たな出逢いが訪れました。

前回の1974の時にも軽く触れていますが、メイプルネックのモノはズーーーッと探していて、正確に言えば79年のモノを探していました。

理由は
・78年からパンケーキボディではなくなり、確か79年からバックがマホガニー1ピースになっていること。
・気兼ねなく普段使いするのが目的なので、多少の塗装傷はOK。色はブラックにリフすれば良いから、色には拘らず、でも、ネックと指板のコンディションは良いモノを。
・気兼ねない普段使いが目的なので値段は...ね、15-20万位の間で...って、この価格が殆ど折り合わなかった。


ですが、出逢いは突然訪れました。

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昨今、この年代の35年以上前であり世間的にはヴィンテージとなりつつあって、事実、ショップでは30-40万近いプライスが付き始めていますが、かなり安く購入できました。普通の中古ギター...所謂一般的なヴィンテージとかではなくて、その辺にあるただの中古品...の価格でした。安い理由はヘッドのバインディングが一部、欠けているところです。
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それ以外は問題なく、ガシガシ行けそうです。

メイプルネックなのですが、82年のモノは他と違う特徴があります。
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メイプルスリーピースネックなのにボリュートがありません。メイプルネックはこの82年がラストイヤーですが、なぜかこの年からボリュートが無くなっています。82年最大の特徴です。ひょっとするとマホガニーネックかもしれませんが。



今週末、メンテナンスを考えていますが、ブリッジはABRに、ノブをソンブレロに変更したいと考えてます。

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そして、ピックアップは.....。


自分があと10歳若ければ、ギブソンではなく、PRSに全部行ってると思ってます。自分が揃えたい木材やブリッジの使いわけといったラインナップがバリエーションとして全てありますから、そこに。

でも、Gibsonは26-7年前にバンド活動にのめり込んでいた若かりし頃の憧れであり、歳を重ねた今でも未だに憧れであり夢のままなんです。

ところで、この年代は株式会社日本ギブソンなるモノがあったようなんですが、詳しい方、ご教授をお願いします。

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PS もう一つの魂であるバスロッドやルアー等、絶賛放出中です(涙)。これ以外にも、私があるモノを購入...譲ってくださる方にお待ちいただいているモノの資金確保を急がねば...。