クラピアを植えていると一番目につく虫は「ダンゴムシ」だと思います、我が家の庭にも年がら年中ダンゴムシがいると言っても過言ではありません。
ダンゴムシそのものは人間に危害を加えることは無く、どちらかと言う他の昆虫や小動物の死骸を食べて有機物に分解してくれるため益虫とも呼ばれています。
ただ、その姿や集団でいたりすると気持ちの良いものではありませんから、不快害虫として嫌われることが多いです。
クラピア苗に集まるダンゴ虫
以前は殺虫剤を使用していた
クラピアを植えた当初は効率的にダンゴムシを駆除するため殺虫剤を使用していましたが、含まれているメタアルデヒドと言う成分が体内に吸収されると中毒症状を起こすことが分かりました、間違って誤食すると大変なことになるということで、猫を散歩させる機会が増えたので使用を止めました。
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YouTube の「クラピアちゃんねる」に動画を投稿しています
( クラピアに集まってくる害虫はこんなにいます )
( ダンゴ虫だらけのクラピア庭を改善してみよう )
今日のひと押し ランナーをカットして木質化を防ぐ
ダンゴムシ対策に殺虫剤に頼るのは簡単ですが、小さなお子さんやペットがいると極力殺虫剤の使用を控えたいものです、と言うことでダンゴムシがどうして発生するのかを調べると対処方法も分かるのではと思い、いろいろと試してみました。
ダンゴ虫は枯れ葉などを好む
土壌環境を改善するタンニン
ダンゴムシは殺虫剤を使わなくても生息環境を改善するとグッと数を少なくすることができます、まずは暗くて湿った場所を好むためクラピアを茂らせてはダメです、またエサとなる枯れ葉を極力少なくし分解を助けるタンニン鉄などを散布することでダンゴムシの減少が確認できました。
具体的には定期的にクラピアを刈り込み刈りカスはできるだけ取って枯れ葉を残さないようにします、刈りカスを集草できるタイプの芝刈り機で刈り込むと良いでしょう。
枯れ葉をなるべく早めに分解するようにタンニン鉄などを散布します、タンニン鉄はお茶にふくまれるタンニンが鉄分を溶かし生物が吸収しやすい形に変化させてくれます、その鉄ミネラルをエサに土壌微生物が活性化します。
( クラピアを刈るならハッピーバーディーモアー )
枯れ葉をなるべく早めに分解するようにタンニン鉄などを散布します、タンニン鉄はお茶にふくまれるタンニンが鉄分を溶かし生物が吸収しやすい形に変化させてくれます、その鉄ミネラルをエサに土壌微生物が活性化します。
( クラピアにタンニン鉄を一年間使ってみました )
ブログはあくまでも住宅の庭など狭い範囲に植栽されたクラピアの管理方法などについて紹介しています、畦畔、道路、河川、公園、太陽光発電施設などに使用しているクラピアは想定していません、また生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください(画像貸与はクラピア大好きグループです)
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