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LCCAのブログ

就活で悩んでいる学生の皆さんへ!
実際の現場で活躍しているキャリアカウンセラーが皆さんに
マニュアルではなく、本当に伝えたいことを伝えます。

みなさん、お久しぶりです。キャリアカウンセラーの山下です。

就職活動中の皆さん、元気に過ごしていますか。


今日は特に女子学生の皆さんの就職活動のヒントになればと久々に投稿させていただきます。


毎年就職活動を始めて間もない学生さんにお会いすると同じように返ってくる希望や条件があります。

「地元で一般事務の仕事に就きたい」と・・・。

「そうなんだ、やってみたい仕事について もう考えているんだね。

では、してみたい仕事について調べてみたの。」と、

聞いてみると 明確な応えが返ってくることはほとんどありません。


実は受け売りだったり、ご家族の希望だったり、「なんか楽そう」「大変そうじゃないから」と・・・。

そして「大変じゃなければ結婚してもずっと働き続けられるから」と、返ってきます。

その “たいへん”について聴いてみると、

「土日が休みじゃない」や「遅くまで働き、労働時間が長いから・・・」と、返ってきます。

“たいへん”ってなんでしょう?“幸せ”と感じることがひとりひとり違うように“たいへん”も

ひとりひとり異なるのではないでしょうか。

誰かから聞いた“たいへん”よりも まずは自分の“たいへん”について考えることも

大切なのではと思います。そして、「楽」で立場も条件も恵まれた仕事が存在するのかも

考えてほしいと思います。


そのためには

まずは

『実態を知ること。調べること』

大変そうじゃなくても「既婚女性は少なかったり」大変そうでも「既婚女性が活躍していたり」

まずは、自分の目で耳で足で情報収集してください。

社会は変化しています。法律も働く現場も、女性へ求めることも、求められることも・・・。

「整う、整えられる」ということはどういうことか、その意味も一緒に考えてほしいと思います。


実際に働く女性の生の声に耳を傾けながら自分は

「どのように働いていきたいのか」そして「働いていけるのか」を考えてほしいと思います。

企業規模にかかわらず女性活用を進めている企業は時短勤務や企業内保育園そして

育児休業期間の延長や再就職制度も整いつつあります。

業種や職種にだけこだわり過ぎず「働き方」にも焦点をあて広く見ていくことで可能性を

広げていくことになるでしょう。「本当の意味でのたいへん」や「自分にとってのたいへん」は何か

じっくりと考えてほしいと思います。


そして、それでも「地元、一般事務職」にこだわる場合は、覚悟と万全の準備をして臨みましょう。

『難関筆記試験対策、思いと能力が伝わる志望動機の作成、事務処理能力、語学力、

コミュニケーション能力』、等々、「私こそ」をしっかりと伝える必要があります。

数人、若干名の採用に応募者が殺到するのが現状ですから・・・。


それから最後に

自分の側の準備と外へ向かう活動から得られる情報収集をこの年末年始をうまく活用しながら

進めていけるといいですね。


この年末年始はご家族やご親戚が集まる機会も多いのではないでしょうか。

まずは身近な大人の人に「仕事について、人生につて」聞いてみることもお勧めです。

思いもよらなかった新しい発見が案外身近にあるかもしれませんよ。


就職活動の主役は自分自身ですが、応援団、支えてくださる人は周囲に何人もいらっしゃるはず。

ひとりでかかえこまず、周囲の力をお借りして・・・。