「ありがとう」って言葉
昨晩のこと。
以前勤めていた会社つながりの知人から電話があり、
突然「中村クン、ありがとう!」と言われた。
何の意味か分からず「何が?」と聞き返すと、
「この前、時計屋さん紹介してくれたでしょ」
「はぁ、それがどうかした?」
「とっても親切にしてくれて、料金もオマケしてくれたんだよ」
「へぇ~ そりゃよかったね。あのオジさん、いい人でしょ」
「ホント! 紹介してくれてありがとう! とっても助かったわ」
「そういうことかぁ。わざわざ電話してくれてありがとう」
と、お互いに「ありがとう」と感謝することになった。
そういえば2週間ほど前、とても困った様子で、
「どこかいい時計屋さん知らない?」
と連絡があり、ボクがいつもお世話になっている時計屋さんを紹介した。
ただ紹介しただけだから、そのことをすっかり忘れていたけど、
役に立ったんだなぁ… と思うと嬉しくなった
でもその後、ふと考えた時、
「俺って、周りの人にちゃんと「ありがとう」って言ってるかな?」
と気になってしまった。
よく考えると、いつも周りの人に助けられてる。
自分で頼みごとをする時もあるし、
人のご厚意で親切にしてもらうこともある。
そんな時、言葉で「ありがとう」と言っていても、
本当に感謝の気持ちを持っているだろうか?
感謝の気持ちを伝える時、
気持ちを込めて言っているだろうか?
昨日の知人の「ありがとう」には、すごく気持ちがこもっていた。
だから、言われた自分も嬉しくなった。
短い一言なんだけど、大事なコミュニケーションだね。