震度階級の性質
断層破壊で放出されるエネルギーの大きさを表すマグニチュード(地震の規模)とは異なり、観測する地点によって全く異なる。
マグニチュードは地震そのものの強さを表し1つの地震につき1つの値をとる[注 1]一方、震度は地震動の強さを表し1つの地震につき場所によって多数の値をとる(後述の「最大震度」だけは1つに地震につき1つの値をとる)。
その地震によって各地で観測されたうち最大の震度を最大震度というが、「震度○の地震」という表現は、「その地震の最大震度」を意味する場合と、「その地震におけるある地点の震度」を意味する場合があり、混同される場合があるので注意を要する。
原則として震度は震源(震央)からの距離に逆比例し、震源から遠いほど震度は小さくなる。最大震度は震源の直上である震央付近となるのが普通で、震度の広がりを地図上に表すと同心円に近い分布をとる。ただ、主に地表付近の地盤の固さや地下のテクトニクス構造(プレートの重なりの構造)の違いが揺れを増幅させたり減衰させたりして、震度が周囲より大きくなった小さくなったりすることがある。これが顕著なところを異常震域ということがある。
厳密には震度は震央からの距離に逆比例し、震央からの距離が同じ地震でも、震源の深さが深くなるほど、同じ地点でも震度は小さくなる。なお、日本付近の約100kmより深い太平洋プレートで発生する深発地震の中には、プレートの重なりの原因の異常震域のため、震央で揺れが小さいにもかかわらず東北地方や関東地方の太平洋岸で揺れが大きくなる事例がしばしば見られる。
また、マグニチュード(規模)が大きな地震ほど、震度は大きい比例関係にある。震源が浅い直下の地震では、マグニチュードの値と気象庁震度階級(震度)の値がほぼ同じになることが経験的に知られていて、例えばM4程度の地震では最大震度が4となることが多い。ただし、地盤の固さ震源の深さなどにより最大震度は比例関係から外れる場合がある。
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