こんばんは。(^-^)/
さて、今日で予備校の春期講習も終わり、17日から本科がスタートします。
12日までは本科をスタートする前の段階のもので、クラスでの授業ってのはまだやってません。
今日は久々にエレクトーンのお話でもしましょうか。
現行モデルのSTAGEAが登場して4年。
STAGEAのひとつ前のEL3桁機種、その中で一番古いEL-900は1998年に登場したので、EL3桁機種が登場して10年になるわけです。
その前のEL2桁機種が登場した年を見ると、エレクトーンは大体6年ぐらいでフルモデルチェンジしていることになるので、このまま行けば、フルモデルチェンジとはいかなくてもどこかしら何かが変わるのが2年後ってことになります。
しかし、STAGEAは大分普及してきたものの、ELシリーズとの互換性があまりないからか、まだまだELシリーズは現役なんです。
一番の問題点は、ELシリーズ時代に発売されていたスコアにあります。
ELシリーズの元祖、90という機種が登場してから、エレクトーン専用の楽譜にはこれまでは音色を自分で設定するために、どこに何をセットすればいいのかが書かれた本が添付されていましたが、FDが使えるようになり、曲集にレジストレーション(音やリズムのデータ)が収録されたFDが添付されるようになりました。
それはエレクトーンがELシリーズからSTAGEAシリーズに変わった頃まで続きました。
10年以上もFD付きのスコアが販売され、絶版になったものを含めると、その数は半端じゃないです…。
STAGEAシリーズではELシリーズの音色など、音に関するものはすべて一新されたため、音源こそELシリーズではAWMとFMのハイブリッド(900シリーズとX-1mではVA音源も)だったものの、STAGEAではAWMに統一されてしまったのです。
STAGEAシリーズでもFDを再生することは可能なものの、FM音源が搭載されていないため、ELシリーズで再生するものとはデータにもよりますが、違うわけです。
リズムがやたらに大きく、最悪な場合、一部では音が全く出ないものもあります。
ELシリーズからSTAGEAシリーズに買い替えたユーザーのために、ヤマハからはSTAGEA変換データが発売されているものの、変換作業とはいえ1からデータを作り直すわけですから、アレンジャーも大変。大分出てきましたが、まだまだ数は少ないです。
自分自身でデータを編集することも可能ですが、これは初心者ではとても無理なこと…。
そういった問題から、未だにELシリーズは重宝されているのです。
僕はSTAGEAを入れたのと同時に、今まで使っていたEL-90を下取りに出してしまいましたから、STAGEA一筋4年です。
最初はハッキリ言って不便でしたが、STAGEAも慣れてくると、とても扱いやすい楽器です。
何せ自分でアレンジするのが楽ですから、アレンジが楽しくなって、ELシリーズのデータは、結構自分で直してます。
今はSTAGEA一筋の生活に不便を感じていませんが、やっぱりELにも魅力があって、特に3桁シリーズを教室でしか使っていなかったので、今は3桁機種にとても魅力を感じているんです。
と、1年ぐらい前から徐々にELへの魅力がよみがえって、ヤフオクで一生懸命探した覚えがあります。わざわざ設置するスペースまで作って…。(^_^;)
あの独特な鍵盤のタッチと音質。
特にEL-900と700がステキ!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
EL-900mはちょっと贅沢すぎです…。
J専だったころ、先生と同じマンションだったことから先生の家でEL-900が出たばかりの時に弾かせてもらったときはビックリでしたよ。
見た目はEL-90とさほど変わらないのに、その中身は「これが新しいエレクトーンか!!」ってなるほどでしたからね。
3桁シリーズイイです。(*^o^*)