皆さんの中には通勤・通学に電車を利用されている方がいると思います。
JRでも私鉄でも、電車に乗るときには必ず駅を利用しますね。
電車が発車するとき、その発車を知らせるときには駅員や車掌が「ドアが閉まります」という放送を入れますが、その前に駅ではベルがなったり、最近では発車メロディーが流れます。
今日はその発車メロディーについてお話します。
発車メロディーの意味ってなんでしょうか?
まぁ、一言でいえば列車の発車を知らせるものです。本来はベルだったものが、音楽に変わっただけですね。
ただ、この発車メロディーには非常に意味深なものがあるのです。
まずは駅に癒しを与えています。ベルだと何となく「うるさい」というイメージがありますが、メロディーなら聞いていても駅で聴く程度の音量ならそこまで耳障りになることはありません。
それから、人はこのメロディーを聞くと、自然と足が速まるようになるんだとか。発車メロディーは105のテンポで作らており、これに深い意味があるようです。
いろんな曲がありますが、面白いのが、JR京葉線の舞浜駅で、ディズニーの最寄り駅ということで発車メロディーもディズニーの曲が使われています。
あとはクラシックの曲が使われていたり、様々です。
これは僕の考えですが、この発車メロディー、ある意味では旅の思い出を作っているような気がしませんか?
どこか遠くへ旅をする際に乗る特急列車など。発車する際に流れる発車メロディーが何となく頭に残っていて、旅の後にまた同じメロディーを聴いたときになんとなく旅を思い出すなんてこともあると思うんです。
さりげなく流れている発車メロディー。これには人々に癒しや思い出を提供しているなくてはならない存在なんだなぁと思います。