今回の東京行の目的は、小論文コンテストの生徒引率でしたが、実際にコンテストが行われている間は、私は待つのみで、フリーです。そこでその時間を利用してあるプランがありました。

 『零戦を見る』

です。国立科学博物館の複座に改造された21型を見るか、それとも靖国神社遊就館の52型にするか迷いましたが、やはり8月ということで、遊就館の方に行くことにしました。
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 この機体については、多くの方々の説明がネット上にもありますので、改めて素人が講釈をたれることはしません。せっかくの”実物”であるので、しっかりとその存在感を目に焼き付けてきました。

 零戦は、やはり子どもの頃からの憧れであり、実際に目でまではワクワクしてなりませんでした。しかし、実機の前に立つと胸の鼓動はなりを潜め、重いものがズシンと頭を押さえている感覚を覚えます。

 70数年前、この飛行機(5機ほどの機体を使って復元)に乗った若者がおり、一途に国家のため、家族のため、そして日本の未来のために戦い、散ったという事実が、私の思考をいっぱいにしました。

 日頃、ゼロ戦はカッコいいななどと思っていますが、やはりそれだけではいけないのかも知れません。
 冷静に考えて、今、日本は、戦争に遠ざかって行っていますか?それとも戦争に近づいて行っていますか?

 美しく復元された零式艦上戦闘機52型を前に、自問自答をせずにはおられませんでした。